ちょっと遅いバレンタインを [散歩とお出かけ]
仕事帰りの夕刻
車の中から遠くに見た丹沢の山々が綺麗で
そのまま山の方へ行ってしまった
走っているうちにあたりはすっかり暗くなり
山の端にちょっとだけの残光
辿り着いた所はハートの洪水
恋人たちが寄り添うこの場所でオジサンは場違い
ちょっと遅れましたがバレンタインのハートをあなたに・・・・・・・・・・・・・・・・・
また北へ [散歩とお出かけ]
美麻珈琲開店 [散歩とお出かけ]
以前にもお伝えしたことのある美麻珈琲
新緑の中に映えるお菓子の家のようなストローベールハウス
菜の花畑の向こうに小さく建っている
美麻珈琲がそこにある
セルフビルドで家を建てたいという人は大勢いるが実際に建てきった人は希だ
コンセントレーションを1年以上持ち続けることも難しい
2階の窓から望むこの風景を見るために
この場所で生活するために
この場所にこの家は建った
薪ストーブにも火が入る
暖かくなったといってもやはり山の中
この火の温さが嬉しいものだ
ここでの本業はコーヒーの焙煎
出来上がった豆はすっきりとした甘味を持つスペシャルブレンド
この豆を使ったバタークッキー、フィナンシェ、コーヒーゼリーやチョコレイト
この地で取れた杏のコンフィチュール(ジャム)
勿論目の前の菜の花の油を使ったフィナンシェもありディスプレイされる
あたふたと開店準備におわれる
前夜はこの工事に手伝いに来た多くの人々が集まり祝宴があった
日本中から多くの人々が集まり
「ここは私がやったんだよ」とか
「ここをやる時は大変だった」とかとか・・・・・・
酒の肴は苦労話と笑い話で
酒も進めば話も弾む
日曜日の夕方にはソネブロ仲間のTOUさんもおみえになって
集まった人々も三々五々と散会する
丸太で作った「丸太蝋燭」
かがり火の様に建物を照らし
私も帰路につく
金曜日から伺っていたのだが
その時はまだ入り口も出来ておらず
暗くなっても鋸の音とドリルの音は消えなかった(笑)
開店祝いに駆けつけるのは作業服が必要なんですよ~
昨年雪の消える3月から着工
14ヶ月間の途切れない意志と想いで建った家
まだまだ回りの花壇などガーデニングは残っているが
完成に辿り着いた
私の家でもないのに 嬉しいことだ
そばを訪れる方は是非お寄りくださって
そのロケーションと美味しいコーヒーを味わってください
お勧めですよ~
佐渡へ佐渡へと草木も私も・・・・・・・・ [散歩とお出かけ]
4日未明関越道を行く
国境(くにざかい)のトンネルを越えたら雨も止み
流れる雲にも明るさが増してきた
野暮用で佐渡に行くことになった
9時40分発のフェリーを念頭にクルマを走らせていたが
思ったより時間を稼ぐことができ
6時の始発のフェリーに滑り込みで乗れることとなる
MYチョロQで行く予定をしていたが
4人に増えた為急遽2号車で行くこととなった
オイル交換もしてバッチリだったのに・・・・・・・
予定より早く付いたし
カミサンは佐渡が初めてだったので
見物に島を回る
ここは二つ亀
この距離は直線距離かしら
クルマのオドメーターは既に400kmを越えている
大の亀と言われる佐渡の北東端
ノカンゾウの群生地であり
それを前景にした風景は雄大で美しい
これだけの棚田が海に向かって何段も美しい風景を作る
海岸線の険しさと道の険しさが想像できるだろうか
ある集落に異国からの漂着物をディスプレイしてあるところもあった
この島が初めての妻の為と言ったが
過去2回この地を訪れているが観光したことは私にも無い
佐和田の海岸で3.8kmを泳ぎ 島1周を景色も見ずに自転車で走った190km
この海岸線には細くて坂の険しい道であるという思い出しかなかったのだから
景色を楽しむ余裕もなく
覚えているのは照りつける熱い日差しと
休むことを許さないその上り坂
暗い田圃の中を走る42.195km
覚えているのはうるさいぐらいの蛙の鳴き声
年月もたち 安楽なクルマの動力を利用すれば
こんな顔にも笑みがこぼれ
駆け足だが その自然を楽しむことも出来る
一晩をすごし
翌日午後1番のフェリーで帰途に着く
右舷を海面すれすれに鳶が舞う
この島には屋久島の縄文杉と並ぶような雄大な巨木がある
多くの自転車乗りを誘う道もある
カヤックにのって海から望みたい海岸線がある
そして美味い魚をアテにして飲む旨い酒もある
次回はゆっくりとそれらを楽しみたいものだ
途中妻の実家に寄り
帰ってきたのはまだ5日のうちに帰ってこれた
2日で950kmのとんぼ返りだったけどね
ボーイズライフ [散歩とお出かけ]
鬼子母神近くの駐車場
こんなへんてこなクルマが並ぶことも珍しいか
今回はカメラを持っていなかったので携帯のカメラね
そのまま長野へ大町の美麻珈琲に荷物を届ける
サボってコーヒーを飲んでるJJさん発見(笑)
翌日
某ノスタルジックカー新聞発行元の親分と昼食を共にする
お互い古い話などをしながら自動車について語る
諏訪での用事を済ませ帰路につくが
仕事のキャンセルがあり時間に多少の余裕が出来た
環境のことも考え(はたまた財布の中身か)たまには下道(一般道)
親分とクルマのことを話したり
諸々色々なことに首を突っ込み
好奇心だけで生きてきた私だが
何でだろうと道々考えたりして思い当たる節もあった
「ボーイズライフ」誌をご存知だろうか(WiKiに載っていることが驚き)
時はまさしく小学生
漫画誌はもちろんだが
「ボーイズライフ」「子どもの科学」「世界文学全集」
この3つが私のバイブルだったかもしれない
特に「ボーイズライフ」に影響されたことが大きいかな
小学生にはちょっとエッチなピンナップ(今じゃ小学生も見向きもしないような)
SFにドキュメントに冒険小説や現代風俗や世界紀行
さいとうたかおの007の漫画 白戸三平 宮谷一彦 佐藤まさあき・・・・・・・・・・
特に自動車関連の記事やレースの記事が多かったことを記憶している
浮谷東次郎 式場壮吉 福澤幸雄 生沢徹・・・・・・・・・・・・
もちろんジム・クラークやジャック・ブラバムなどもね
スロットルカーレーシングから実車への興味への橋渡し的な役目だったかもしれない
発行部数はそうは多くなかったようだ
「平凡パンチ」ほど年齢層は高くなく編集も中途半端だったかもしれない
廃刊になり編集部は新しく出来る「週刊ポスト」に吸収された
ごった煮のような様々な記事に心躍らされたことは確かだった
まだ若かったシド・ミードを知ったのもこの雑誌だったと思うしね
大人になるのが楽しみで
世界にはまだまだ楽しい事や知らないことがいっぱいあって
そんな風に思わせてくれる大人がいっぱいいたと言うことだね
珈琲をおかわりして [散歩とお出かけ]
梅雨空の平日 午前中
野暮用で赤レンガ倉庫
中に入ると聞こえてくるのは修学旅行生の声と何ヶ国語かの外国語
さっさと用事を済ましティールーム(死語?)でコーヒー
誰もいないサンルームでコーヒーのおかわり
中庭では中国人の親子が雨の中写真を撮っている
昼食は自宅でと思い
小降りになった時を見計らって外に出る
駐車場には巨人と小人
成田エアポート [散歩とお出かけ]
十数年ぶりに成田空港に行った
海外に行かなくなってから随分と時がたつ
若い頃の海外放浪の出発港は何時も羽田だった
それは必ず帰ってくる「旅」
開港間もない成田から飛び立ったのは
もう2度と日本の地は踏まない気持ちで飛び立った時
もちろん第2ターミナルなどは出来ておらず
エスカレーターで降りていく時から外国が始まった
色々な事情が重なり帰国した
後も暫くは外国を仕事の場にしてきたが
あの時のドキドキするような緊張感を感じることは既に無かった
今日倅が成田から飛び立った
あの時の私と同じ歳で
たぶんあの時の私と同じ気持ちで
同じにされちゃ奴も怒るだろうが
ビザの書き換えでたまには帰ってくるだろうがね
欧州に住まう友人たちよ
街角で彼に会ったら
よろしく
とうに半世紀は過ぎても [散歩とお出かけ]
朝起きたら
外だった
飲み始めたのは9時にはなっていなかったはずだ
終電が無くなるころには
既に記憶は無く
まだまだ飲み続ける
たぶんこの迷惑な客の為に店が閉まるのは大分遅れたんだろうね
二子玉川で飲んでいた私は
川原で寝るぞ~と言って外に出たそうだ
既に外は明るく4時半は過ぎていたと言う
その店のすぐ前はウッドデッキ
そこに横になり
此処で寝る!と言って寝てしまったそうな
店のマスターは私に寝袋を掛けてくれた
朝の遅めの通勤の時間に目覚める
たまには
そんな事もあるし
そんな日もあるさ
ストリートビューは結構切ない [散歩とお出かけ]
キャンプも終わって一休みした後に
何気なくテレビをつけたら
どこかのオッサンがギターを弾いている
ジミー・ページだった(笑)
本当に久しぶりに赤坂へ
従兄弟がやっている個展へと足を向ける
赤坂見附で地下鉄を降りると
なんだか見知らぬ街(笑)
此処を拠点にして数年間は仕事をしていたのだけどもね
従兄弟は書家
今回の個展はアバンギャルト・カリグラフィー
日本でやるよりはNYあたりでやったほうが受けそうだね
すぐ前のパブでギネスを一杯
渇いた喉にはガスの少ない冷えたギネスが心地よい
まだ帰るには早い時間
並びのオイスターバーでも一杯
Rの付かない月のオイスター
グリコーゲンの量が少なくなるので若干味は落ちるが
岩牡蠣などの深いところで取れたものとか
北海道産は結構いける
オーストラリア産も結構美味しい
なんせ季節が逆だからね
本当は牡蠣には日本酒の方が良い
生臭さを消してくれるから
残念ながら日本酒の用意が此処には無かった
スピリッツなどはもってのほかなのだが
今回はちょっとヘソを曲げて
フローズンダイキリ
勿論シロップ無しでね
オールドファッショングラスで出してもらうのが好き
大昔、夏はこれしか飲まないと決めていた
ただ単にヘミングウェイがこれを飲んでいたからだけの事
20代はそんなおバカな時代
その頃ニュウ・ヨークに住んでいたこともあった
彼の地で私が行くような安いバーではノンシロップでダイキリを作ってもらえなかった
そんな時たまたま入った店
その店はフュージョンで有名なセヴンスアベニューサウスという店の隣のバー
うなぎの寝床ような細長い店で
奥にはドラムとピアノがあり
オーソドックスなジャズをやっていた
注文してみると、そこのバーテンダーが嬉々として作ってくれた
いつも覚えていてくれてカウンターに座ると甘くないダイキリを出してくれた
オイスターバーと言えば
NYグランドセントラルステイションの2階にある店が有名
同じ名前の店に入ったので
なんだか色々なことを思い出したりする
グーグルマップのストリートビューが話題になっている
興味本位でNYを覗いてみると
そのダイキリを出してくれた店は既に無かった
ついでに57丁目にある学校を見れば
7thアベニューとブロードウェイの間に学校はまだあった
2年ほど前アフリカンドラムのブッキングをしたことがある
その時コーラスの女性が
「後から私の旦那が来ますから、絵描きなんです」と言った
遅れてきた彼はアメリカ人だった
話していると、どうやらNYで同じ学校に通っていたらしい
なんと時期も一緒だった
彼はオイルペイントとクロッキーだったので同じ教室で出会うことは無かったのだけれども
共通のスカラーシップディレクターだった先生の話などで盛り上がった
ちょうどその頃まだNYに出てきて間もないマドンナが
我が校でクロッキーのヌードモデルをしていた
マドンナもまだ名を知られてはいない頃の話
彼は彼女をモデルにクロッキーをしたそうだ
私のメジャーはプリンティングだったので残念!(笑)
マンハッタンに1年半
ブルックリンに1年半
マンハッタンのアパートは名前を変えてまだあった
ブルックリンのアパートは入り口をコンクリートで固められて
窓は煉瓦で閉められていた
今では誰も住んではいない死んだビルディングになっていた
オイスターバーでダイキリを飲んでいたら思い出したこと
ちょっと護摩でも焚きますか [散歩とお出かけ]
焙じ茶は日向(ひなた)の味 [散歩とお出かけ]
最近so-netがおかしくはないかしらん
開かなかったり、重すぎたり、コメント入れても反映されていなかったり
随分と以前より皆様も書かれていたことですけど
私もしばらく休憩してたもので最近実感
米国では一時株価8000ドル割り込んだり・・・・・・・
私の塩漬けもこのまま朽ちていきそうです(涙)
先日、蒲田を降りて橋を渡り、下流の方へ少し
家人の気になっていた焙じ茶を求めに
プロフィールのアイコンは見た目そのままですから
お茶屋さんもすぐに気がついてくれたみたいです(笑)
因に亀の甲羅は背負っておりませんから
お茶を煎れている 写真じゃなくて失礼
パッケイジに書かれているように
一煎めはお湯を注いだら直ぐに器へ
焙じられた良い香りが鼻に抜ける
甘さをしみじみと味わう
日向の縁側のような滋味
二煎めはちょっと時間をかけて
香りこそ少なくなるが
深みの増した味が嬉しい
家人はポットに入れての外出用にしたかった
二煎めを保温容器に入れて
一煎めはその場で楽しむほうがよさそうだ
最近デジイチはモノクロモードにしたまま
フィルター効果も赤外フィルターを選択
とは言っても極々最近だけなのですがね
Silver Efex Pro なるソフトもあったりする
Photoshop のプラグインだったりするのだが
Lessonsから入ってintroductoinなどを観たりすると面白い
まるで暗室でやっていた作業がそのままPC上に展開する
なんと!モノクロフィルムのサンプリングまであったりするのだ
トラで撮ったちょっと荒い粒子なんかを再現できたら嬉しい
現像液も選べたら良いのに
ってことは・・・・・フィルムカメラにしろってことか?・・・・・・・(笑)
本末転倒であることは重々承知
感度を自由に変えられたり
モノクロもカラーも混在をゆるす
そんな便利さは捨てがたい
写真とかカメラとか一緒くたに言うけれども
どうやら記録媒体としてはフィルムカメラとデジタルカメラは
まったくその立位置を別にしたものだとようやく気付きはじめた(今更遅いよね)
この2年間で情報デザインは変化してきてはいるが
その立ち振る舞いがあまりにも以前の記憶に残っているものと同じだったり
なんの違和感も覚えなかったりするんだね
音も映像もね
アナログのほうが良いなどという気はさらさら無い
ただ別のもんだと改めて認識したしだい
陸・海・空 [散歩とお出かけ]
我がpace共和国三軍の今年の活動
陸軍単車隊は中国西域から中央亜細亜へ
海軍特殊手漕隊は知床半島を回って来た
極度の高い所怖い病により
空軍の活動は制限されていたのだが
今年は初の三軍のそろい踏みとなった
pace共和国大字pace字paceを早朝に出発する
因に国連のそば半地下になったクリーニング屋が秘密の入り口である
このトレーラーに載せられた機体が今回の作戦機
ミッションは2つ
ちゃんと組み立てることと
ちゃんと飛ぶこと(笑)
ウルトラライトプレーンは先ずその主翼を組み立てる所から始まる
この真ん中の支柱により翼全体にテンションをかける
出来上がった翼はけっこうな大きさになる
翼と機体との接合
今回のミッションのブリーフィングが行われる
ここは渡良瀬遊水池
スカイスポーツのメッカでもある
男達は空を見て風を読む
時折小雨の降るコンディションであったが
なんとか飛べそうだ
さて私が舞い上がる時がやって来た
滑走路を走る
もちろん操縦は私ではないよ〜
軽い機体のため滑走距離は僅かである
軽々と舞い上がる
上空は多少風が巻いている
300mから500mの高さで巡航する
あいにくの天候でちゃんとした写真をお見せできないのが残念!
遠く那須や筑波の山々を望む
インターコムは必需品
この付近の空の無線が入ってくる
ヘリコプター、スカイダイビング、熱気球
タンデムで飛び出す時はこんな感じです
因にこの時のコパッセンジャーはso-netダートトッラック界の雄
シンプルでありながら
ちゃんと航空機としての十分な計器類
目視が基本なので今回は雲の上には出なかった
GPSがあればどうにかなるようなのだがね
むき出しのロータックスのエンジンはなかなかに頼もしい
2サイクル600ccツインプラグ
あいにくの天候のため
素敵な上空からの写真は撮れなかった
グラブがあたってオートフォーカスがオフになってしまったのも一因なのだが
空軍は来年リベンジをする必要がありそうだ(笑)
スカイスポーツに興味のある方は
ここではスカイダイビングも出来ますよ
陸・海・空を今年は制覇できたぜ!
追伸:写真が暗すぎるようなので差し替えました
MACと古いWINのモニターが違いすぎます!!
因みにこんな事はなかったですから
パイロットの名誉のために(笑)
スーパートースターってか [散歩とお出かけ]
夜はまた来る [散歩とお出かけ]
千歳は初めて! [散歩とお出かけ]
1ヶ月も前の話で恐縮です
北海道は10回以上行ってるのだが
千歳空港に降り立つのは初めての私です(笑)
狸小路に宿をとり
雪祭りの始まった街へ
と言っても会場は横切っただけで(笑)
サッポロ・ファクトリーへと歩く
聞こえてくるのは中国語が多いぞ~
普段から観光することもしないし
時計台も初めて見たし
雪祭りは見なかったけどさ(くどい)
友人が店長をやっているお店に到着のご挨拶
仕事が終わったら合流して呑む段取りをつける
1週間の予定で来たが札幌ナイトはこの日だけだからね
札幌在住の友人達とちゃんと屋根のある所で呑むのは初めてだ~
なんといってもワイルドが服着て歩いてるような人々ですから
服には焚き火の匂いが染み付いてる連中ですから
これまた初めての札幌の地下鉄に乗って
西28丁目の待ち合わせ場所にね
ブリジストンのタイアを履いたこれには乗ってみたかったんですよ
ついた所は10人ぐらいしか入れない小さなお店なんですけど
これが美味しい!
シメハリを呑みながら美味い料理で札幌ナイトは更けていくんですね~
2次会はススキノね
0番地とか言うディープな所も提案されたのだが
ブラックミュージックのお店でね
既に時計の針は3時でしたけど・・・・・・・・
翌日はちょっと荒れ模様
昨晩急に同行することになったご婦人の運転で南富良野へ
「明日からキャンプだ~」
「行く~」
と、酒の席で決まっちゃったのだから
私たちのお気楽さも分かっていただけるかしらん
南富良野へ連絡すると
なんとかの地はドピーカンだって
さてと
今回のワクワクが始まる
この為にリハビリ頑張ってきたんだからね(笑)
私けっこう軟弱ですから [散歩とお出かけ]
今回の私の主人たちですから
左はリーダーのセナ
右はサブリーダーのジリー
後ろはダイナとクウガ
ちゃんとした主従関係と信頼関係を築けるかが大切
乗馬と同じでなめられたら3日間苦労する
底抜けの甘さと、絶対の厳しさを持ち合わせなければいけない
とは言っても、この環境では絶対的に彼らの勝ちですけど(笑)
渓谷の森林地帯に入って10kmほどか
ベースキャンプに到着する
先ずは犬達の世話が人様より優先するのは勿論
ハーネスを外して、リードを付け替える
そして彼らの食事である
必ずリーダーから食事を与える
体調、身体の大きさなどでえさの量は微妙に違う
みんなよく食べる
食べたら出す(笑)
その片付けもね
今回はテントで眠るわけではない
雪の降る前に設営したゲルに泊まる
これが極楽過ぎるのでワイルド・ヘブン
以前はティピーを用いていたらしい
だるまストーブに薪がくべられ暖かさをはこぶ
雪の中を走り
思ったより寒さは感じないのだが
かいた汗は急激に冷えるものだ
防寒靴の中のフェルトも乾かしたほうが良い
この極楽で先ずはビールで乾杯でしょ
鹿肉オンパレードの食事も始まる
写ってはいないが
外の雪をめいっぱいグラスに入れてのオンザロック
この時は既に持ち込んだ「獺祭」の1升は空いてるのね(笑)
-20度になろうとしている外
酔狂にも「外で寝る」と言って
マットと寝袋を持って外に出て行く者もある
満天の星空が素敵なのは確かだが・・・・・・・・寒い(笑)
私はこんな風に寝袋に入る
次回はちょっと雪の中の風景でもね
初日はなんと言っても
写真を撮ってる余裕はないし(笑)
Snow White [散歩とお出かけ]
Snow White と言っても白雪姫のことじゃないんですけどね
私がやってる遊び
マッチョな男の遊びと思ってる方も多いみたい
今回の5機の犬そりですが
3機のマッシャーは乙女ですからね~
朝から天気が良くて冷え込む
朝食を終えると
リーダーはこの先の渓谷沿いの林道調査
暖かい日が続いたり
湿った雪が降ったりしたので
雪崩が起きてだいぶ道を塞いでいるようだ
私たちはスキーシューズを履いてお散歩
1mぐらいのヒールフリーのスキー
裏にはシールがあり坂も登れます
これが無いと腰まで雪に埋もれてしまいますから
さてと、早めのお昼にして
林道を行けるとこまで行こうということになった
勿論、そりにはスキーシューズを積んでね
ワンちゃんたちにハーネスを装着
輪になった所を首に通すとね
彼らはちゃんと片足上げるんです!
装着に何の苦労もいらない
みんなちゃんと判ってらっしゃるのですから
アップダウンのある峠に向かう
踏みしめられていない雪道
登りで一緒に走れば、足は膝まで雪に埋まる
息が切れる(単なる運動不足もある)
平地でそりに乗れるとホッとしますから(笑)
犬たちも走り辛そうですけどね
この先は何箇所か雪崩で道が無い
手前の広そうな所でそりを降りる
木に長くリード止めのワイヤーを張り
ハーネスを解いた犬たちを繋ぐ
さてとここから峠に向けてはスキーですから
次回は6頭立てでテントを積んで
雪洞に寝たりしながら山を駆け巡りたいね
そんな事を話しながら歩く
流石にこのペースでは、歩いていても真っ暗になってしまう
そんな訳で途中で戻るのだが
帰りは下りで半分の時間で犬たちの待つところへ
帰ってくると、何時もはおとなしい彼らがさかんに吠えて迎えてくれる
まだ明るいうちにそりのセッティングは出来たが
走り出せば道は暗くなっていく
ベースキャンプまでは下り坂
森の中の細い道
雪明りとヘッドライト
駆け抜けていく犬そりは見惚れてしまう
快適気温は-20度ですか! [散歩とお出かけ]
昨夜から雪がちらつき 朝になっても粉雪が少し舞っている
外の犬そりも雪をかぶり
すがしいまさに雪の森の朝
犬たちは丸くなって眠る
近くに行くと
眼だけこちらを向ける
必要な時意外はじっと体力を温存している
人間から見ると
この寒さと雪の中で大丈夫かと思うが
彼らにとっての快適気温は-20度なのだと言うではないか
そりを引いていると暑くなると見えて
彼らは体温を下げる為に雪を食べる
彼らの寝た跡は
きれいな丸いボウルのようになっている(笑)
帰還
気がはやる犬たちをなだめ
さて3日間のトナシベツ渓谷森の中の生活も終わるか
森林地帯を抜け
見通しが良い所に出れば
わずか人の気配もしてくる
贅沢な3日間が終わる
戻っても私は師匠の所でもう1泊ね
屋根の下で鍋を囲んでぬくぬくと
次回はワイルドに大雪山山系をそりで廻りたいと夢想する
雪洞を掘り
雪を溶かして水を作り
犬と共に数日を過ごすのも悪くない
まず必要なのは体力だね(笑)
たまには鉄っちゃん [散歩とお出かけ]
あくまでも個人的な「素敵」が詰った数日間が過ぎ
そりはその並べられた姿からは其れがもたらしてくれた物語を語ることは無い
犬たちの姿もあの森の中を駆け抜けていく姿を想像は出来ないだろう
そして、ここにも新しい生命は生まれ
この可愛い子たちも
素敵なドラマを伝えてくれることだろう
たおやかな物語の世界とも別れを告げる
占冠の駅まで送っていただき
雪の停車場で汽車を待つ
左はたぶんキハ183系の5100番台か
往年のトマムエクスプレス
と言っても今でも現役ですが(笑)
右の私が乗ろうとしてるのはキハ261系1000番台
先頭の連絡部からは外が覗ける
近鉄のパノラマカーとか小田急のロマンスカーのような電車に乗らなければ見られないような世界が見られる
キハ261系は振子電車ではないのだが
傾きを制御する台車が付いていて
結構なスピードで荒れたJRの線路をとばす
こんな世界はいかがだろうか
人間五十年
化天の内をくらぶれば夢幻のごとくなり
一度生を得て滅せぬ者あるべきか
ーーー幸若舞 「敦盛」よりーーーー
人間(じんかん)生を受けてる間だけでも楽しもうではありませんか
ラヂオデイズ [散歩とお出かけ]
ちょっとした世の中の移ろいの中で
時間が止まったと感じる時もある
冷たい風の中で人を想うこともある
暖かな部屋の中で温かい想いを思い出すこともある
素敵な珈琲を焙煎する香り
淹れていただいた美味しい珈琲
たれを想うか
酒も沁みるが珈琲も沁みる
想いの中の風景は総天然色のモノクローム
ラヂオから聞こえてくる映像は形を自在に変える
ふと眼を覚ますと
春の嵐
3月も半ばだと言うのに
白く煙った窓の外
こんな日に
ゆっくりと味あう珈琲の苦さが素敵かもしれない
過ぎ去った時と時間は違うもの
時を駆け巡っても
時間は止まっていて
想いの淵はその深さに底を見せることは無い
ラヂオデイズが映し出す総天然色のモノクローム
九十九 [散歩とお出かけ]
夜半に自宅を出でて
神奈川、静岡、愛知、岐阜
そして、岐阜を出でたのは既に夕刻
長野大町にたどり着き
酒を喰らう
真っ直ぐ帰れば良いものを
信州大町で酒を交わし
朝の珈琲を飲み
松本に下れば
やはり松本の親分が始めたというラーメンは食わなくてはならんのです!
シロとクロ両方注文して
歳を取った胃袋にはシロがやさしいかな
おいしゅうございました
山梨に入る頃には
朝の嵐は嘘のような春霞
暖かさと天気の良さに
甲府から河口湖に抜ける
冬の硬い空気の中ではすっくと立っている富士の山だが
暑さも感じるようなこの日の天気では
亡羊としてその姿も空に溶け込む
午後の陽光に湖面は輝く
Go Go Go 風が泣いている~ [散歩とお出かけ]
風が泣いている 555
大地を切り裂くように 555
という訳で(どんな訳だ?)記事も555回を数えました
「風が泣いている」は昔のGS(グループサウンズ)スパイダースの曲
今回は「ひとり紅白歌合戦」の桑田佳祐でいっちゃいますか~
1年で100記事ぐらいは書きたいな~
などと今年は考えておったのですね
なんと5ヶ月で50記事をオーバーした!
語呂もGoGoGoでなんだか素敵!
明日できることは今日しない
そんなどこかの国のことわざがあったような・・・・・・・・
とにかく、その意味は今日しかできないことは今日するという意味だろう
折り返しの記事回数も数えたし
まことに勝手ながらこの続きは7月になってからとします
6月の「BOWZ日々是好日」はちょっとお休みタイムに入ります
たぶん、PCも開けることは無いと思いますので
皆様のところへお伺いするのもお休みさせていただきます
それでは7月1日のupでまたお会いしましょうね~
つぅびいこんてぃにゅうだぜ!
旅が始まる言いわけ [散歩とお出かけ]
ひょんな事で今回の旅行きは決まった
そのバイダルカと呼ばれる3人乗りのカヤック
それで最北(現時点でね)の島渡りをしないかというのである
その昔アリューシャンに住んでいた人々が造り、使っていたカヤックを復元した艇
その艇で彼らは大海原を航海し、交易や狩猟をした
そんな事の片鱗でも知ることができたら
過去の英知は今に繋がっているのか
今の文明と情報が示すものが本物なのか
人々が今よりもダイナミックに活動し
長い時間をかけて成熟させてきたものは何なのか
偉そうな事を考える前に
早朝4時に小樽に着いた私の問題は朝食
ようよう早朝から開いている市場を見つけて
ホッケ定食で腹を満たす、美味なり
観光用に近い市場ではあるが
北の恵みに出会うことから始まった
北の空は秋の雲
爽やかにやはりビールが美味い
北の友人達にもご挨拶
まずは美唄に向かう
相変わらず北の空と雲の綾なす風景は見飽きることがない
美唄といえば美唄焼き鳥!
美味い肴と酒ビールにこの旅行きの間体重は増え続ける(笑)
札幌に戻っても歓待を受ける
広いベランダの空中庭園で酒盛りは始まる
そしてこの時期のサンマ!
炭で焼かれた丸々としたサンマ!
10月に入った今
私は「倶楽部-10kg」に入会した
今のところ会員は私だけなのだが・・・・・・
会う人会う人「太った?!」って言うんだもんな~(涙)
そしてエクスペディション出発前日
北の匠の住まう南富良野に入っていった
電話で彼は「ゆっくり来てね」と言っていた
その訳は・・・・・・・・・
工房の中で彼の作るそのバイダルカはまだ骨組みを見せていた
まだ出来てないじゃ~ん!!!!