ポッポヤ [散歩とお出かけ]
浅田次郎が結構好きです
特に短編かな
ストーリーテラーとして読ませるので
勿論長編も面白いのですがね
この短編集も味わい深い
廃線になる架空の駅「幌舞」が舞台だった
ここはその小説を映画化したときの駅
短編小説を膨らました映画
数々の賞を受賞したようだが
なんだか今ひとつ食い足りなかった
あれはやっぱり短編の味わいだね
この駅は根室本線の実際の駅
「幾寅」が本当の名前だ
勿論、今でも使われている現役だ
夕闇迫る黄昏時
私でも不思議と感傷的になるね(笑)
個人的に一番お気に入りの短編集はこれかな
結構地味です
藤沢周平とは一味違う、市中の物語
しみじみするのよね~
セカイハカワリマスカ [散歩とお出かけ]
新年会なのね [散歩とお出かけ]
単車乗りが集まっての新年会
赤坂の裏通り
100年近く続いている老舗だそうな
床の間は正月らしくおめでたい
呑んで、しゃべって、食って、笑って
最後のご飯はステーキ丼
このお肉が絶品!
シルクロードが待ってるぜ!で散会
この後二次会へ
この時大文字のPACEさんへうらやましいだろ〜メールを送る
まったく大人げない事である
したたか酔って帰ってきたら
暖房の効いた部屋でそのまま寝てしまった
酔いが覚めてみたら早朝まだ外は暗い
こんな時間にブログを書いている(笑)
昨年、天皇誕生日のあたりに風邪をひきこじらせた
今年になってあまりの調子の悪さ
生まれて初めて耳鼻咽喉科の扉を叩いた
菌が頭へ回って、急性蓄膿症だそうな
少なからず脳みそもやられてるね
道理で今年になって頭が回らないはずである(何時もよりね)
今年になって「痛い」が続くが
こんな時は旧暦で考えて
年内に悪いことが終わればよろしいのですね
ここ数年
誕生日も面倒くさいので
正月に歳をとるということに決めていた
もっとも家族の中で私だけなのですがね
今回は年をとるのが例年よりちょっと遅れる(笑)
ちっと通して下しゃんせ [散歩とお出かけ]
御大師様の細道で
お札を納めに参ります
行きはよいよい
足元ヨイヨイ
1年たった厄払いのお札
老若善男善女ですよね・・・・
二十日大師の初大師
護摩が焚かれ闇を焦がし
初大師の参道には屋台も並ぶ
白蛇は御神体・・・・・って・・・・ここはお寺なんですけど・・・・・(ちゃんと生きてましたよ)
昔ながらの達磨ははいいね〜
選挙の時ぐらいしか大きなモンは見ませんけど〜
こんなモン食らって
蕎麦を肴に昼間の升酒
行きはよいよい
帰りはもっとよいよい
通りゃんせ、通りゃんせ
サリンジャーが亡くなった
いなくなってから随分と月日が過ぎすぎて
実感がない
アナタハコナイ [散歩とお出かけ]
今更なんですが
神奈川県にも雪が降りましたね
山沿いより平地のほうが降ったようです
唄の文句じゃないけれど
雪は降る あなたは来ない
白い雪がただ降るばかり
アダモの曲
日本語の歌詞は安井かずみなんだね〜
誰も来ないなら
全部私一人で食べちゃいますから〜
オオムカシ男アリケリ [散歩とお出かけ]
実家の片付けをしていた
りっぱな物置と化している昔の暗室とか・・・・・
私の父は大酒飲みで
尚かつ5年以上は同じ所に住むのが苦手な人だった
引っ越しも多く、荷物も霧散する
私も父も過去はどうでもよいといった性格
はっきり言えば、整理してちゃんと残すことが出来ないだけ(笑)
こんなカメラが出てきた
多分、母が片付けておいてくれたのだろう
修学旅行に持って行った記憶がある
その後高校へ進学しニコンの一眼レフになる
そんなことは随分と以前に書いた覚えがある
こんなフィルムケースとパトローネ
後の左は初期コダックのフィルムケース、蓋もアルミでネジ式
真ん中はその後蓋だけが樹脂になったケース
両方ともトライXパンが入っていたケース
右は同じ時期のフジフィルムネオパンのケース
前列のパトローネ、3本ともフジのパトローネ
左は長尺のトライXを詰め替えるのに使ったモノだろう
中は好んで使ったネオパンFでASA32
今のコピー機など夢のようだった時代
右のフィルムで原稿を写真で撮った
そんなコピー専用のフィルムASA32
これなどタングステン灯換算の感度なので
わざと外で使うときは2絞りは開けないと使えなかった
片岡義男の「スローなブギにしてくれ」の初版本があった
埃にまみれて黄ばんだ本をめくると
写真が挟まれていた
南回りでアジアから欧州へバックパックで旅をしたときの写真
イタリアで意気投合した日本人か撮ってくれて私に送られた写真だった
左上から時計回りで、ベネツィアのトラットリアのオヤジさんと
次は多分ローマののみの市での写真
夜行列車2等コンパートメントで酒盛りをしていた時、車掌も一緒に酒盛りに参加した写真
私はイタリア国鉄の帽子をかぶって赤ら顔で写真に収まっている
ワイン、パン、チーズそしてナイフとワインオープナー
こいつは貧乏旅行には欠かせない
最後はどっかの宮殿(多分ローマ)
3人が好きかってしているさ(笑)
カミサンに見せると
「ジジイでハゲになったけど、してる格好は今と変わんないね〜」と言った
30数年、している格好は変わらない(笑)
因みに、私は金が無くカメラも売り旅に出た
故に私が撮った写真は無い
出来事は過去か未来か [散歩とお出かけ]
昼下がりの午後
昼下がりは既に午後であって意味の重複
後発の電車に乗るために鳩は並ぶ
何故、この後に電車が来るのを信じられるのか
本が並ぶ街は素敵だ
何故多くの人々は本を読むのを止めたのだろう
意識の淵のその中で
その世界は存在の意味を失う
我が存在すれば世界は存在するのか
世界が存在すればこそ我は存在するのか
意味の重複は限りなく続く
事実の積み重ねはこの身を苛む
行きすぎる時に身を任せて
果てしなく流れていき
遠い未来で君に出会うことが出来たら
私は君がわかるだろうか
春か?遙か? [散歩とお出かけ]
まっこと日本の国は南北に長うございます
いやなに、ちょっと出かけてたんですけどね
出かけたときは、そりゃ陽気がよくて
東京でも今にも桜が咲いて春爛漫かと思わせるような時
北の大地に降り立ったときには雪景色
時折吹雪く空の塩梅
旅籠の廊下もすっかり冷えて
泊まる人もいない静かな様子
温泉にしっかりと浸かり
芯まで温まり
熱燗徳利の首摘んで
良い風情でございました
帰ってくれば
花冷えの気候に思わず一枚羽織ったりして
桜は咲いておりますが
寒さもまだまだ続くので御座いましょうか
2010年の犬ぞりですからーその1 [散歩とお出かけ]
先月の話ではございますが
ニセコ・札幌と飲んだくれ
1日車で走って着いたところは
知床の入り口、標津でございます
札幌から500kmほど走って
着いたときにはすっかり暗くなっておりました
いやなに、寄り道寄り道の道中だったのですけどね(笑)
そこには南富良野のワンコたちがいたのさ〜
どんな風にここまで連れてきたかというと・・・・・・
こんな感じで来たのだという!驚き!!!
リンク先の万月堂は1年ぶり
またもや飲んだくれて
薪ストーブの前で寝てしまった
なかなか自らの意志で眠りにつくことは難しい(笑)
翌朝、橇に荷物を積む
酒とかラムとかウイスキーとかワインとか・・・・・・
もちろん!おつまみも忘れてはいけないのだ〜
ソリはそれぞれの荷物で満杯!
いちお言っときますが
テント、食料、寝袋等々も勿論積んでおりますから
今回私のチームには
狼の血を濃く引き継ぐウランがいる
こいつは1歳
しかし、力は途轍もない!
昨年はまだ生まれたばかりでね
ちっこくて可愛かったのよ〜
こんなに凛々しくなっちゃてね〜
大平原を犬ぞりは行く!
未知のコースに犬達も戸惑いながらも力強く行く
スタートのかけ声は「ハイク!」
平原を抜け、林道に入っていく
春に成ってるとはいえ・・・・・・
緩んだ雪は、ソリを降りると腿まで埋まる
雪をならして、幕営地の設営
ペグは穴を掘って埋める
こんなテントが設営される
出来上がったら
先ずはワインでも軽くね
こんな感じで遊ぶんですって
ちなみに私、スキーは苦手なんです(笑)
さてさて、まだまだお仕事はありますよ
翌日のコースの整備
雪崩で塞がった林道に行くのですよ
スコップでソリの道を造る
残念ながら写真は無いのですが
帰ってまいりましたら
私たちより、先ずはワンコ達の食事ね
夜も更け
気温も下がってまいりました
この時ばかりは、行き倒れに成るわけにはいきません(笑)
意識のある間に、寝袋に入らせて頂きました
いやはや
素敵な夜が過ぎていきます
続きはまた次回
2010年の犬ぞりですからーその2 [散歩とお出かけ]
前回からの続き
朝の最初の仕事はテントをかたづける
そして犬ぞりで林道を行く
前日、雪崩箇所に道を付けたのだが
その奥にもまたもやなだれ箇所がある
しょうがないですね〜
ここからはスキーに履き替えて行きます
気温差でレンズが曇る(笑)
スキーの苦手な私です
スノーシューで行きます
雪崩た処はこんな感じ
犬ぞりじゃ無理なことは判るでしょ
ー5℃ぐらいで暖かいのだが、レンズは曇る
とにかく、この道を行くのね
とある川縁でザイルを伝わり河原へ降りる
其処にあるのは温泉なのだ〜
先ずはお掃除、浮いてるゴミを流します
流石に飲泉の回りには雪は無し
水温も熱すぎるので、川の水で温度調整ね
ここまで運んできた(笑)ビールが美味い!
さてと、温泉に入るミッションも成功
帰ることとしましょうね〜
犬を繋いだところまで戻って
ちょっとした腹ごしらえとまたもや酒かい(笑)
さあ〜帰るぞ〜
海に向かう道
木々の切れ間から時折遠くに海がのぞく
国後の島も見える
今回の私のメンバー5頭
力強く信頼できるメンバーでした!
この平原を過ぎると
今回のお楽しみも・・・・・・・終わっちゃうのね〜
また来年だね!!
北海道その味覚 [散歩とお出かけ]
新潟を10時半に出航したフェリーは小樽に早朝4時半に到着する
小樽港に朝日を望む
狭いスマートの中は助手席も外して作品でいっぱい(笑)
まだクルマもたいして走っていない早朝の小樽で記念写真
普通の観光ではこういかないね
人とクルマでいっぱいの観光地ですものね
札幌の写真展の会場はここ
搬入展示も終わり初日も過ぎれば
札幌でやっかいになる友人宅で宴会は始まるのでございます
生ホッケのチャンチャン焼き!
浜料理なので普通の北海道人でも珍しいという
味噌とネギだけのシンプルな味わい
皮を皿にして焼き上がるニシン
ぬる燗の酒
極上でございます
お約束のジンギスカン!
グリーンアスパラでも甘エビでもなんでも備長炭で焼かれて極上
札幌の夜は更けていくのでございます
極楽トンボ再び [散歩とお出かけ]
そこはスチームシティー
再び北海道へ渡るフェリーは岸壁を離れる
1週間を開けて又この船に乗っている(笑)
波穏やかな日本海に夕日が沈み
寒さが身に染み込み熱燗が美味い
初めて乗った1等船室で酔いつぶれる
広いフェリーの荷室で2.5mのスマートは頼りないほど小さい
このフェリーには3m未満の規格があってこのクルマは安いのですよ
360cc時代の軽自動車の名残
早朝小樽に到着し昼過ぎには道東知床
今年の北海道はことのほか雪解けが遅く
知床横断道路には残雪が多く残る
知床でも写真展を開催してくれるということになり
関係各部署に挨拶に伺う
その後、標津の万月堂へ
翌朝、魚が入荷する
まだ生きていて動いている魚たち
ホッケ、鱈の子(氷下魚-こまい)、カレイ・・・・・・
これの煮付けもまた美味い
けっこうヒョウキンなおじさん顔(顔じゃないけどね)
2000キロ [散歩とお出かけ]
桜が満開の道東
中標津の三友牧場による
お休みの日でチーズを買うことは叶わなかった
しかし、三友さんにはお会いできて
ゆっくりとした時間を過ごした
この豚たちが飲んでいるのはチーズを作るときに出るホエー
ヨーロッパでも一般的な酪農サイクルで育つホエー豚
秋にはドングリを食べて丸々と太った美味しい豚になる
この環境で育つ牛は草だけ食べて育つ
草だけ食べて育った牛の乳だけが美味しいチーズが出来る乳なのだという
気が早い話だが、今年の冬はこの豚肉とチーズで舌鼓を打てるかな(笑)
帯広の公園美術館にも足をのばす
中札内の素敵な風景に息を呑む
そして南富良野アウトライダーの元へと向かう
今回のこの北海道行きはカミサンと行く初めての北海道
と言うよりカミサンと2人で初めて旅行した
結婚式の朝も夜勤明けで