今日はお気楽ね〜 シルクロードー9 [シルクロード]
ヒヴァを14時20分出発
北西に進路をとる
前回とは違う浮き橋
船と船との間のギャップはけっこう広い
おっかないんだか面白いんだか
国家建造物なので写真を撮ると警官がうるさい
これはそっとね
橋を渡った処のカフェで一休み
どこからともなくこども達は集まる
橋を渡りしばらく行くと
又、赤い砂漠
近くにジグラット(城砦跡)も望める
カラカルパクスタンの入り口が現れた
最終政治決定権はウズベキスタンに譲るが
民族習慣言語も違う別の国
国境の煩雑な事務が無いのが嬉しい
たどり着いたのがカラカルパクスタンの首都ヌクス
小さなホテルの名前はJipek-Joly 現地の言葉でシルクロード
ソビエトを思わせる街の風景
この街には美術館がある
サヴィツキー美術館と呼ばれる
スターリンにより退廃的と決めつけられたロシア・アバンギャルド
多くの作家はドイツに逃げるかシベリア送りになった
カンディンスキーやシャガールも亡命作家である
サヴィツキーは遠隔のこの地で埋もれていくロシア近代絵画を集めた
ロシア近代美術の粋がこの地にある
あまりにも僻地であるが為スターリンの魔の手もここまでは及ばなかったようだ
残念なのは到着する時間が遅く
地下に展示してあるその絵を見られなかったこと
ここではモーターサイクル仲間に出会った
香港在住のカナダ人2人
ギリシャまでバイクを船で送り
モンゴルまで行く途中だという
イランやグルジアの素晴らしさを語る
中国はその走行料金の高さに断念したのだという
私達の次の目標地点はイランとこの時決まる(笑)
このホテルには多くの西洋人が宿泊している
欧州の旅の情報誌に載っているのだろう
ライスープ(米の入った重湯のようなスープ)もおいしいし
プロフ(炊き込みご飯)も全く脂っこくない
・・・・・・・・ただ・・・量が多いけど
今日の走行181km 合計1427km
カルカルパクスタン首都ヌクス
スターリンと当時の芸術家
作曲家ショスタコーヴィチ
モンタージュ理論で有名な映像作家エイゼンシュテイン
作家ゴーリキー、詩人マンデリシターム
そんな関係が書かれた本がある
平易な文章ではなくちょっと読みづらいが
興味のあるかたは是非
へ~~、驚くことばかりです!地図で場所を確認してみなくちゃ。
by okko (2010-07-22 16:17)
浮き橋、、、揺れる?
情報交換、旅人は仲間、友人、世界が広がりますね
by engrid (2010-07-22 18:03)
観光したから距離がアレでしたね(>_<)
by 吟遊詩人41 (2010-07-22 18:37)
昔はカルカッタ発ロンドン行きの路線バスがありましたね!
確か中東諸国を走り抜け数週間かけて走っていたと記憶していますが…今無いのは残念です。
by 駅員3 (2010-07-23 12:16)
シルクロードを走る時のイメージ、どんな曲が流れるのかなあ、、、、。
by ハギマシコ (2010-07-24 00:26)