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ノスタルジックカーショウ その2 [車ってか]

 

 ノスタルジックカーショウの2回目です

 小さな写真ですがわかるかしら

 

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 あまりに雑駁ではありますがこの日の印象

 

 思いのこもったモーターサイクルもいっぱいあったのですが

 それはゆっくりと又のお楽しみにしておきたいと思います

 

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 さてと皆さん この中で何台判るかな~

 ソレックス グロリア セドリック デスモ ツゥクツゥク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 判らなくて当たり前な設問ですね

 とにかく 楽しませていただきました~

 

 

 

 

 


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クルマのハシゴ [車ってか]

 

 

 東京ノスタルジックカーショウの会場を出たところで

 友人が「もう1つ行きますか」と言ってビーナスフォートへ

 

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      HISTORY GARAGE 

      ノスタルジック横丁にクルマが置いてある

 

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       ナポリの路地裏かしら・・・・・・スバル360もいるけどね(笑)

 

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     新しいチンクも最近発売され欧州では賞も取っているんだよね

 

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 イタリアでこんなクルマはめったに見ない

 話によると日曜日にはこんなクルマが出てくるという

 

  

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 ミラノに仕事で行った時

 コンベンションセンターへ行こうとペンショーネを出た時のこと

 目の前をアストンマーチン・ラゴンダが静々と走り抜けていったことがある

 日曜日で他にクルマはほとんど走っていない早朝

 

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 クルマ関係の雑貨などもあり目を楽しませる

 

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      左に並んでいるのはミニカー

      右にはクルマ関係の洋書や写真集

 

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  11CVトラクション・アヴォン 世界初の量産型前輪駆動車でモノコックボディ

 「現金(げんなま)に手を出すな」ギャングの代名詞(実はパトカーもこれだったけど)

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 年代不明のノスタルジー  スチーム・ボーイみたいかしらね

 

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 小学生の頃 この車が裏の路地にいつも止まっていた

 

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 この日は散々歩き疲れて 下にあるカフェに逃げ込む

 昔のGPのポスターや洋書の置いてあるラウンジ

 あのヘリコプター事故から奇跡的に蘇ったアレクサンドル・ナニーニのお店

 ビールを飲みながらゆっくりと本のページをめくる

 懐かしいレーサーの写真

 

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 外に出ると夕日が落ちていく時

 

 ここはミュージアム 見ることはできても乗ることはできない花電車

 乗って走り回る車の祭典ノスタルジックカーショウ

 

 なんだかお腹いっぱいの日曜日でした

 もうちょっとクルマの話ね

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 


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モーターサイクル・ダイアリーズ [車ってか]

 

 

 

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 今やスズキのチューナーであるヨシムラがまだホンダのエンジンをいじっていた頃のCB750

 

 

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 そんな単車を眺めていると思い出すこともある

 

 

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 例えばゲバラ 「モーターサイクル南米旅行日記」

 

チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記

チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記

  • 作者: エルネスト・チェ ゲバラ
  • 出版社/メーカー: 現代企画室
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本

 

 

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 1936年製のノートン500で旅にでたエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ

 

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 映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」でご存知の方も多いだろう

 

モーターサイクル・ダイアリーズ コレクターズ・エディション

モーターサイクル・ダイアリーズ コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD

 

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 主演のガエル・ガルシア・ベルナルがセンチメンタル過ぎるけど

 

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 このDVDの完全版にはエルネストと一緒に旅をしたアルベルト・グラナードのメイキング・ドキュメンタリー

 「トラベリング・ウィズ・ゲバラ」も収録されている

 

 元になっている本は

トラベリング・ウィズ・ゲバラ

トラベリング・ウィズ・ゲバラ

  • 作者: アルベルト・グラナード
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/10/06
  • メディア: 単行本

 

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 「オートバイで南米を走るか?」と倅に言ったら

 「あの映画みたいに?」と倅が答えた

 

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 アンデス山脈をエルネストとは逆になるが南下してパタゴニアまで行ってみたいもんだ

 

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 真夏の夜の夢

 そんなことを思ったりもする

 

 


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ご趣味は? [車ってか]





 昔からの友人が集まっていた

 おまえら趣味は何だとその中の1人が問うた

 歳取ったら趣味が無くちゃすぐボケちゃうぞとのたまう

 

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 他の者は顔を見合わせてハタッと考えた

 改めて言われてみると何が趣味なのか

 さんざん好き勝手をやってきた者が集まっている

 ここに集まった他の連中に比べたら私なんぞは可愛いもんだ



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 趣味と呼ばれるものの意味が分からないことに気づかされる

 ちょっと意味は違うが

 趣味が良いですねと言われたためしも無い




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 ちょうどコーヒーを持ってきた妻

 あんたらのやってきたのは趣味じゃなくて道楽よ

 そう言って鼻で笑った


 
 道楽・・・・・・・遊興にふける

 趣味・・・・・・・味わいを持った趣(おもむき)

 英語では hobby じゃなくて indulge in ・・・・・・・・・・・・・・


 はたして反論はできない




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 随分と以前だが

 外国人と話していて、趣味はと聞かれた

 その時も結構困って、私は読書と答えた

 彼は笑いながら言った

 読書は趣味じゃない それは行為

 していて当たり前のことであり

 趣味の為に本で調べたり研究することがあっても

 その行為は趣味に当たらないと言われたことがあった




 
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 その時集まっていた友人の1人に

 ちょっと付き合えよと言われた

 連れて行かれたのは

 こんな写真のバイクが置いてあるお店

 私の目の前でトリコローレをお買い上げ・・・・・・・・・・





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 彼も趣味を探す旅に出たようだ


 再びバイクに戻ってきた


 トリコローレに夕日は沈むのだ~





 PS.私は注文してませんから!!

 









 

 

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柿色吐息 [車ってか]

 

  また懲りずにバイクの話なんですけどね

  以前ドゥカッティを友人が購入したと書いたことがある

  paceさんもとコメントを下さった方々もいらっしゃるのですが

  実は私は脊椎がちょっと問題ありで

  5箇所ほど潰れたりしておるのですよ

  左足は触ってもまったく感覚なし

  動くことは動くので普段の生活には支障なし

  ですがドカのように前傾姿勢とバックステップはちょと辛い(笑)

  シルクロード・ツーリングは信号が無いし(足を着かないんだもの)

  オフロードバイクの高いシートと姿勢は楽なんでOKでしたけどね

  車も長距離のマニュアル車は勘弁なんなんです

  渋滞でクラッチを踏めなくなっちゃう(笑)

  腰椎手術が終わって寝たきり若人(わこうど)の時に

  車はオートマチック車に変えちゃった

  別段湿っぽい話じゃないので

  この話にコメントは無しね

  と言うのが大それた前振りで(瀑)

 

 

 

  シルクロードに行った仲間からツーリングのお誘い

  今バイクは持っていないので考える・・・・でも行きたい!

  ドカのお店などにも行けば心は騒ぐよね

  しかし!以上の理由により亀仙人の乗れるバイクは限られるのじゃ~

 

 

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  こんなカタログなんぞを眺めてはため息ばかり

  しかし世の中うまくしたもので

  こんなバイクを借りられるレンタルバイクなるものもあるのですな~

 

 

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  で、借りちゃったバイクはこれKTM690Duke柿色

  ツーリングのことは次回に書きましょうね~

  10数年ぶりの日本のワインディングロードでのオートバイです

 

  だけどカタログの中で

  こんなもんもあって

  これはちょっと欲しいかも・・・・・・

 

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ロータリーエンジン [車ってか]

 

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  1970年大阪万博の年の第17回東京モーターショー出品作品




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  全長    4330mm

  幅     1720mm

  高さ    1065mm

  重量    850kg




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  10Aロータリー・エンジン・ミッドシップ搭載  491cc×2

  推定250馬力




  60年代ドイツの自動車メーカーであったNSUがヴェンケル・ロータリー・エンジンの実用化に成功する

  いち早く共同開発のパートナーになったのが日本のマツダであった

  ダイムラー・ベンツ、フォード等もNSUのパテントで開発を始める

  ダイムラー・べンツ社のC111・4ローターエンジン搭載車は当時の速度記録を記録した

  今は無きAMCロードペーサーという米国製にしてはスーパーモダンな車が過去にあったが

  この車も当初はロータリーエンジンを搭載するFFが基本設計だった

  

  マツダ・コスモスポーツとほぼ同時期に発売されたNSU・Ro80というロータリーエンジン搭載車

  当時ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している4ドア・セダン

  この車のモダンさは後のBMWのデザイナーであるクラウス・ルーラーの作品

  NSUはローターリー・エンジンのあまりの不完全さに会社を傾け

  60年代後半フォルクス・ワーゲンに吸収合併され今のアウディの配下におかれる

  アウディ100に始まり現代までのアウディのデファクト・スタンダード

  それがクラウス・ルーラーのRo80であるといっても良いのだろう

  NSUのエンジンはフランスの先進的自動車メーカーであるシトロエンにも搭載された
 
  シトロエンGSビロトール この車はあまりの故障の多さにほとんどがメーカーによって回収された

  そして、このエンジンはオランダのモーターサイクル・メーカーであるハーキュレス社にも供給され

  世界初のW2000というロータリー・エンジン搭載モーターサイクルも作られた

  日本のスズキでもRE-5というロータリー・エンジン・モーターサイクルがあった

  かのジウジアーロのデザインで作られた輸出専用車

  当時英国で白バイに採用されたのはノートン社製のロータリー・エンジン搭載モーターサイクルである

  旧ソ連では自製のロータリー・エンジンがラーダ、ゴーリキーに搭載され多く作られた

  日本の日産もサニーにロータリー・エンジンを搭載した車をモーターショーに出品している

  2代目シルビアはロータリー・エンジン搭載が当初の目標だったとも言う



  このように時代の寵児のように扱われたロータリー・エンジン

  ヨーロッパでも数々の工学賞を受賞し

  日本でも日本機械学会員会員賞を受賞し

  多くのメーカーが未来のエンジンともてはやした


  
  1番早くその計画の中止を決めたのは

  本家本元のNSUを吸収したフォルクス・ワーゲン社

  1973年のオイルショックを境に

  全てのメーカーがその開発を中止する

  マツダは親会社になったフォードに直訴して

  世界で唯一のロータリー・エンジン生産会社になったがね



  他の産業用エンジンでは今でもロータリー・エンジンは健在である



  マツダはフォルックス・ワーゲン社にパテント料を払いながら

  今でも誇りとしてロータリー・エンジンを作り続けている






  
  

  

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三輪車 [車ってか]




  三輪車と言えば

  マツダの三輪トラックとかダイハツ・ミジェットを思い出す方は結構年配(笑)

  母方の実家が製材所をやっていたので三輪トラックにもよく乗ったことがある

  箱根の山は登りきらないので

  伊東経由で東海道を行き来したそうだ



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  現代の三輪車

  トライクと名をバタ臭くしたこんなバイク

  道交法上はバイクにならないので普通免許で乗れる





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  当然ヘルメットはかぶらなくてもよいのだが

  安全上かぶったほうが良いね

  でも・・・・・・このヘルメットはかぶる?






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  これは自動車側から振ったトライクね

  自動車の黎明期には後ろ1輪の三輪自動車も結構あったねモーガンとかは有名





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  数年前フォルクス・ワーゲンでも新しいスポーツカーとして試作したりしたけどね

  

  最近街でも時々見かけるトライクだけど

  幅は普通の車より広かったりするし

  夏など渋滞にはまってしまうと地獄だね

  実際に乗ってみると

  慣れないので、バイクより怖い

  サイドカーなどもそうだけど

  バイクで横Gがかかると恐怖です(笑)




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  こんな電動バイクがこれからのバイクなのかしらん

  トルクの出方が急なモーターの特性はバイクに向いてないような気もします・・・・・・

  まあそれもコンピューター制御されちゃうんでしょうがね

  中国なんかは電動バイクがたくさん走っていて

  市場の中なんかでは排気ガス臭くなくてよかったけどね


 

  二酸化炭素排出にも気を使ってるつもりですが

  いまだに内燃機関の好きな私です(笑)






  追伸

  前回のライブのご紹介ですが

  予約等は必要ありません

  入れる人間が入れるだけ入る

  聴く人が聴けるだけ聴く

  それでは現地で
  

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針小棒大 [車ってか]



  がっかり観光地ベスト3に札幌時計台が入ってるそうだ

  私が撮った時計台の写真も当然そうなる(笑)

  皆さんに実際とは違うイメージを抱かせ

  誤解を生むというわけですね



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  おしゃれなブログですねなどと言われれば、言葉に詰まる、返事が出来ない

  どうと言うことも無いことを針小棒大に書いているだけですから

  



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  ただのウンチクオヤヂに成り下がっている昨今の私ですが

  そんな私だって、画や行間に物語が欲しい

  無理を承知の針小棒大

  言い方を変えればただの与太話なんですけどね

  与太話って言葉の響きは素敵(笑)

  詐欺師って漢字で書くとおっかなく陰湿な感じですけど

  イカサマシってカタカナで書くとちょっと素敵かも

  ペテンシも素敵(笑)




   追記

  1枚目の写真は舞台裏でも盗撮でもありませんよ~

  1月に行われた東京オートサロン、チューニングカーの祭典での1コマ

  彼女達の目の前には多くのカメラマンがいます

  締め出された気弱な私は端っこから撮っただけですから~

  なんか誤解があるな~(笑)






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Travering With ・・・・・・・・・・ [車ってか]




  何を持って旅に出るだろう

  ここにいらっしゃるブロガーの皆さんならカメラ?

  腹ペコになったお腹と一緒に出かけてグルメ三昧?



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  ミニ・クラブマンをこんな風にトラベラー仕上げにするパーツがあるんですって

  勿論、元になったのは元祖ミニのデザイン

  

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  1959年に発表され革命的車と言われたミニが1960年に発表したエステート

  それがオースチンセブンカントリーマンとモーリスミニトラベラー

  特徴的だったのはウッドリム

  そんなノスタルジックを現代のミニクラブマンでやる方もいるのだろうな~と思っていたら

  やっぱりありましたね~

  お値段高めだったと記憶してるんですが・・・・・・忘れました・・・・・・

  ちょっといいかも





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  そしてこれは!

  やけに幅の狭いGT-R・・・・・・ではなくGT-Kなのね




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  ここまでパロッてれば本家GT-Rからも文句は出ない?(笑)

  纏め上げた腕もたいしたもんです




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  サイドビューは元になったスズキ・カプチーノそのままですけどね

  



  Travering With Curiosity  じゃかっこつけすぎだな~

  

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世界一早いトラック [車ってか]




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  1926年製 Bentley 3-Liter Light Tourer



  1924年第2回ル・マン24時間耐久レースで優勝

  1927年から4連覇を成し遂げる

  無骨ではあるがその耐久性と信頼性はすばらしいものがあった




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  1926年のル・マンでは事故でリタイヤ

  翌1927年は3台のベントレーがレースに臨んだ

  レース中2台のベントレーが多重クラッシュに巻き込まれる

  残る1台はレースを中断してドライバーの救出にあたった

  それは”Bentleyboys” を代表するジェントルマンである2名

  Sammy Davis & John Benjafield(当時はメカニックと2人で乗っていた)

  



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  彼らの乗っていたNo.7ベントレーはレース中ボディが大破したが

  トップでチェッカーを受けた

  この年の優勝を敬意を込めて

  「Old No.7の奇跡」といわれる




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  このようにル・マンの覇者であったベントレーだが

  同時期大陸では精密で宝石のようなレーサーを作っていたエットーレ・ブガッティがいる

  同様にレースに出場していたエットーレは優勝したベントレーに対し

  「世界一早いトラック」と言った

  美しさにプライオリティをおいたエットーレのジョンブルに対する皮肉と尊敬か




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  1926年6気等6.5ℓ を出すが不評

  1927年4気等4.5ℓ にエンジンは変わる

  1929年スーパーチャージャー装着

  折からの世界恐慌の中

  1931年ロールス・ロイスに吸収されレース活動は封印される

  後にフォルクス・ワーゲン社に買い取られ

  W.O.ベントレーはベントレーと言う名を復活させた




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  ジェントルマンレーサーと言う呼び名がある

  今のように、スポンサーから多額の資金を集めるのではなく

  アマチュアであることに誇りを持ったレーサーたち

  勿論、湯水の如くに資金をつぎ込めた人々なのだが



  最近話題にのぼる白洲次郎

  彼の英国在住時の車もこの3ℓ ベントレー

  ボディのコーチワークはバンデンプラ

  1924年製のベントレーを駆っての

  12日間の大陸旅行は有名だ

  そのベントレーは後に4.5ℓ にエンジンを載せかえられて

  レースにも使われたのだと言う

  

  当時の自動車好きのことを

  「オイリーボーイ」と呼んだらしい

  何時も手を油だらけにしていたジェントルマンのことらしい

  当時の欧州では自動車は特権階級のものだった

  自動車の大衆化はアメリカでのヘンリー・フォードのTタイプから始まる



  「オイリーボーイ」と今聞くと

  ジェントルマンじゃない私は

  ただの脂ぎったオヤジにしかならんな

  

  

  

  

  

  



  

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小さな車たち [車ってか]




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 サー・アレック・イシゴニスの設計・デザインのミニ

 スエズ動乱での石油価格の高騰により1956年に開発が始まった

 まったく自動車の世界は同じ事を繰り返すものだね

 今や自動車のスタンダードである横置きエンジンによる前輪駆動(FWD)が始めて実用化された

 これは50年代後半「等速ジョイント」が英国で実用化された為である

 シトロエン・スバル・アウディは縦置きエンジンのFWDね

 日本ではプリンス設計の日産チェリーがミニをコピーしたトランスミッション構造のFWD車

 ミニの特異なミッション構造は少数派で多くはミッション並列式のイタリアのジアコーザ式ね



 イシゴニスは原寸大の図面にエンジンを置き、シートを置き、タイヤを配置して

 そしてそのデザインを探った

 1959年に発売されたミニは機能からの必然としてあの形になった

 因みにイシゴニスは190cmを超える長身で

 身体を折りたたむようにしてミニに乗り込んだのだと言う



 特異なのはゴムを使ったサスペンション

 サー・アレックス・モールトン設計のラバーコーンサスペンション

 このラバーコーンは高級小径自転車のアレックス・モールトンに今でも使われている




 この写真はミニ・クーパー(ヒゲ付き)

 イシゴニスの友人のジョン・クーパー(F1で有名だった)がサルーンカーレースでロータスに勝つ為に作ったのが最初

 このクーパーによってチューンされたミニは1962年からカタログモデルとなる

 後にミニクーパーに使われていたA型エンジンは1275ccまで拡大されるが

 なんとこのエンジンのシリンダーは互い違いに配置されこの排気量を得たのだと言う

 この時代の英国エンジニアの想像力の凄さよ!



 ミニクーパーは60年代に4度のモンテカルロラリー総合優勝

 ポルシェ904などの強豪を抑えての優勝である

 ル・マン24時間レースにも出場して

 小型車に与えられる性能指数賞を得ている



 映画「ミニミニ大作戦」で

 フィアットの本社屋上テストコースまでも使って

 イタリアを虚仮にしていたのは面白い

 伝統的に有る、イギリスのイタリアコンプレックスの裏返しであろう



 30数年前訪れたパリで

 友人のミニを運転した

 初めての経験のロータリー交差点

 エトワールで思った方向に行けずに

 凱旋門を3周も周ってしまった(笑)


 ロールス・ロイスの隣に置ける唯一の小型車

 そんな風にこの革命的なミニは言われた

 そんなスノビズムをイシゴニスは最後まで嫌った





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 同時代で忘れてはいけないのがFIAT500だろう

 1655まで生産された初代500トポリーノに変わって

 ダンテ・ジアコーザが設計・デザインしたNUOVA500

 通称チンクエチェント(イタリア語で500ね)

 本当に革命的だったのはこの車が発表される前年の

 同じジアコーザ設計デザインのセイチェント(600)なのだろうがね

 リアエンジン・リアドライブのレイアウト

 本当は前輪駆動の車を作りたかったらしいのだが

 当時のイタリアでは必要となる等速ジョイントが手に入らなかった

 エンジンもセイチェントの水冷4気筒を使いたかったのだと言う

 コストの為に空冷2気筒エンジンを使った

 最後までジアコーザはこのエンジンは失敗だと考えていたようだ



 このチンクエチェントの丸い形は

 出来るだけ使う鋼板の量を少なくする為のものだったらしい

 イシゴニスと同じように

 原寸大で考え機能を集約してデザインされたのだろう

 ミッションはエンジンと並列に並べられて

 後のジアコーザスタイルと呼ばれることになる

 映画「グランブルー」の中でジャン・レノ扮するエンゾがこのチンクエチェントに乗っていたね

 ル・マン24時間でミニと同じ性能指数賞を受賞したのは

 セイチェント(600)をアバルトがチューンしたアセット・コルサ

 勿論チンクエチェントにもアバルトはあったがね



 これ又、初めて訪れた30数年前のローマ

 白、黒、水色のチンクが

 コロッセオの周りを

 タイヤを鳴らしながら

 通り過ぎていった姿が忘れられない





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  これは初代500のトポリーノの1/43のミニカー

  イタリアの小型車を語る上で忘れてはならないと思う

  米国のクライスラーが一般車に取り入れた油圧ブレーキシステムと鋼板シャーシを取り入れ

  流線型ボディ、前輪独立懸架、水冷4気筒エンジン

  クライスラースタイルのエンジン搭載位置

  システムパナールのフロントエンジン・リアドライブ(FR)2人乗り

  「ローマの休日」でカメラマンの乗っていた車ね



  今クライスラーに救いの手を差し伸べているのはフィアット

  クライスラーのアメリカ流先進を真っ先に取り入れたメーカーが

  メルセデスでさえ見捨てたメーカーを救おうとしているのは皮肉だね





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                                              ーカタログ写真ー



  一番好きな欧州小型車は

  フランスのルノー4(キャトル)

  縦搭載エンジンのFWD

  ミッションはエンジンの前にあり

  独特のリンケージを持ったミッションノブ

  20数年前所有していた車であり

  長男が産まれて、里帰り出産していた妻と子供を迎えに行った車



  スピードメーターはワイヤーを何度交換してもすぐ切れて何時も動かなかった

  もっとも、ふらふら動くメーターは役には立たなかったのだがね

  あまりに質素な内装は、冬には結露した

  1961年から生産され

  同型の車としては

  WVビートル、T型フォードに次ぐ3番目の生産量である

  

  この車のフロントウインドゥから見た東京タワーがエッフェル塔に見えた・・・・・

  ・・・・・・・・・・このセリフはくさ過ぎるね(笑)




  最後に、前回のベントレーをカラーでコラージュしてみた


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  こんな車の話は楽しいのだけれど文字が多くて結構しんどいぞ~

  次からは薀蓄無しで写真だけにするからね!!!



  

  



 
 


 

 

 


 

 

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愛しいバイク(写真差し替えました) [車ってか]




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  ブラフ・シューぺリア ビンセント・ブラックシャドーなんかと同じタイプね

  映画アラビアのロレンスでサー・ロレンスが最初にこれのエンジンを掛けるとこから始まるね



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 LINTO よくわかんないんですよ

 記憶にはあるんだけど

 エアルマッキなんかと同じ単気筒エンジン



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  耐久レーサーのelf

  オイルメーカが開発の後押しをした



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  特徴的なハブセンターステアリング

  ビモータのテスなどに見られるが小数派だね




  つい先日

  昔のバイク仲間と盛り上がっていたのね

  同席していた別の友人が

  「paceさんは暴走族だったのですか!」と言った

  すかさずバイク仲間は言った

  「こいつは群れて走ってなかったから、族じゃなくてただの暴走だよ」

  聞き捨てなら無い暴言!!

  羊のように走っていた私ですからね!!



  

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創造の翼 [車ってか]



 
  前回のバイクの写真は私が撮ったものではない

  今年2月にパリであったレトロモビルというサロンのものだ

  友人が行って見て来たもの

  本来ならば自分で行って見て体験して載せるのが筋だろう

  しかしこのサロンの素敵な車たちをみなさんに見て欲しい

  車社会は今、未曾有の不況とエネルギーの逆風に晒されている

  しかしそんな車たちにかけた想像力と熱意

  昔は良かったねなどという次元の問題ではなく

  19世紀の末期に誕生して

  20世紀に花開いた想像力の翼を

  文化などと軽々しく私が口にすることではない

  しかし、人々の夢を乗せて走るのが自動車だった時代

  燃料はガソリンではなく熱意と想像力と好奇心だったはずだ




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  シトロエンDB2

  ダブルヘリカルギアで特許を取り財を成したアンドレ・シトロエンが1939年に作った車

  今でもそのギアの形はシトロエンのマークになっているダブルシェブロンだ

  


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  この美しいドロップヘッドの造詣の想像力はどうだろう

  彼らの感じてきた空気をデザインしたのだろう



  1938年ル・マンで優勝したドライエの135Sや

  1935年にはドライエに吸収されてしまったドラージュ

  1930年代フランス高級車にはやったオーダーボディの

  フラムボワイアンというスタイル

  英語ではコーチビルダーなどと言うが

  コーチ、即ち馬車を作っていたときからの名残だ

  当時の職人達が想像して創造したもの

  第2次世界大戦前

  パリやベルリンで

  陳腐な言い方にすれば爛熟か

  ドラージュやブガッティのラジエーターの上

  ラジエーターマスコットはエミールガレだったりした


  総合想像力の結集であった車たち

  今は総合工業力の成果である車たち

  姿かたちは随分と違ってきたが

  乗せている想いはたいして違ってはいないんじゃないかしらん



  天に唾するような言い方になるが

  私はけっして車好きじゃないんだ・・・・・たぶんね

  バイクや車が連れて行ってくれる世界が好きなだけだね

  


  

  

  

  

  

  

  

  

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レトロモビル真骨頂 [車ってか]




  懲りずに続ける車の話(笑)

  知ってる方々には分かる

  このパリでのレトロモビルの目玉の1つ

  どんな部品や看板等ポスターまで

  車関係のものなら貴重なものから屑のようなものまで

  およそ考えうる何でもが揃っているのですよ



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  これだけが目当てで多くのマニアが集まる

  日本からも折からのユーロ安で多くの方々が訪れたようだね

  今じゃネットオークションでも部品は見つかったりするのだが

  古くからの中古部品屋さんはPCすら持っていない店も多い

  

  興味の無い人にはただのガラクタでも

  宝の山に眼を輝かす人種もおるのですよ(笑)





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  ミニカーショップも多数出店している

  欧州でミニカーショップを探すのは結構大変なんですよ

  たいがいがビルの2階とか3階にあって

  看板も出ていない店がほとんどですからね

  箱には「これはおもちゃじゃありません」って書いてあるしさ

  子供がこれらを買ってもらうなんて事はまず無いですね



  ランチャのCMにこんなのもあった
  

 

  ミハエル・ゴルバチョフ、ワレサ元「連帯」議長

  南アフリカのアパルトヘイトを終焉させたデクラーク

  コロンビア革命軍から解放されたイングリット・ベタンクール

  空席はアウンサン・スーチー

 

  ノーベル平和賞サミットで撮影されたものだそうだ

 

 


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レトロモビル最終回 [車ってか]




  3回にわたってお伝えするレトロモビル今回が最終回

  日本には現存しないくるまたちの写真を

  多分2台はあるかもしれないかな

  さすがに16台の写真を掲載するが

  その内の2台は私は見るのが初めてだ


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  歴史的に貴重な数台を除いては

  もう一つのレトロモビルの目玉であるオークションに出品された車たち

  名前も知らない車が2台もあったのは結構ショック(笑)












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メルセデス・ベンツW165 [車ってか]



  レトロモビルの話は前回でお終いにしようと思っていたのだが・・・・・・・・

  前回の写真を見ていて、この車のことはちょっとだけ書いておこうかなと

  あえてメルセデスとは呼ばずにベンツと呼ぼう

  
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  W165 1939年 1.5㍑ V8 スーパーチャージャー278ps

  

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  1933年まで1.5㍑で争われていたGP(グランプリ)は1934年に新しいGP規定で最低重量制になる

  排気量制限などは無く、750kgの最低重量だけが新しい規定となった

  当時の技術から考えると、だいたい3㍑前後のGPフォーミュラカーとなる目算であった

  しかし、当時の風雲急を告げる欧州の技術力には凄まじいものがあった

  満を持してベンツが持ち込んだのは W25 4㍑ スーパーチャージャー430ps

  ブガッティT59は 3.3㍑ マゼラティ34は3.8㍑



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  1935年 ブガッテT50Bは4.7㍑に排気量アップ

  同様にベンツW25も4.7㍑になる

 
  1936年 同じドイツのアウトウニオン(現在のアウディが相当する)は6㍑ V16気筒スーパーチャージャー520ps

  そんな怪物のようなマシンを参戦させてきた

  ベンツは5.7㍑600psのW125で対抗する


  この年あまりのドイツ車の怪物ぶりに嫌気の差したフランスは同年の国内GPの看板を

  フォーミュラではなくスポーツカー選手権にしてしまったほどだ

  これはこれで新たな活気を生んで面白いのだが、話はドイツ車に戻そう



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  1938年新たなGP規定が作られる

  自然吸気4.5㍑まで、加給機付きは3㍑まで

  ベンツはW154 3㍑ V12気筒 477ps

  アウトウニオンはタイプD 3㍑ V12気筒 485ps

  アルファロメオやマゼラティのイタリア勢はまったく歯が立たなかった



  1939年イタリアは自国と植民地でのGPは1.5㍑までとすると発表

  アルファロメオ・ティーポ158やマゼラティ4CLを勝たせる為に

  ドイツ勢の締め出しを目論んだのだ



  「私達は半年で奇跡を見せる」当時のベンツの技術者の言葉

  イタリア植民地リビアのトリポリGP

  居並ぶ赤い車たちの中に2台の銀色の悪魔

  それが4枚の写真で紹介したW165

  結果は1位と2位で圧勝


  第一次大戦での人心の荒廃と他国の圧力を跳ね返す為のプロパガンダの1つ

  ヒトラーのGP完全制覇命令があったのだ

  
  そしてトリポリGPの2ヵ月後欧州は大戦に突入する




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  私が所有する当時のドイツ車の1/43のミニカーたち

  1番奥はアウトウニオンPバーゲン

  フロントにスタビライザーを装着すると言う考えが無かった時代

  パワーは1番だが操縦性は最悪だったらしい

  この車の設計者はF.ポルシェ

  戦後戦犯としてフランスに幽閉され

  フランス自動車工業の設計にあたる

  図面や技術者は戦勝国に持ち出され

  その後の各国の自動車設計を一新させる



  戦前はヒトラーの命令があったとはいえ

  メルセデスが来た跡は草も生えない

  そんな風に言われたほどの

  メルセデス・ベンツ

  戦後スポーツカーレースに復帰した時も同様に言われた

  常に権力の象徴であったし今もそうなんだろうね

  

  
  You Tube でW25とかW125、W154、W165で検索すれば

  多分多くのレース場面が見られると思う

  二弦社よりの「スーパーチャージャーの時代」というビデオも詳しい

  確かBBCのドキュメントだと記憶している

  私が所有しているのはβのテープで、再生する機械も今は無い(笑)



  ドイツ・フォルクス・ワーゲンのビートル

  夢の1千ドルカーと言われた日本のパブリカ

  今、インドのタタ

  上海モーターショーの大混乱

  戦後長い時間をかけて庶民のものになった車や

  これから庶民の足になろうとしている車

  権力の道具として使われた車

  権力の誇示として乗られる車

  自動車が産まれて100年ちょっとだが

  時代を映し出す

  人を映し出す

  そんな鏡のようだ


  




  

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BP東京ノスタルジックカーショーですから [車ってか]



  昨年も伺いましたBPノスタルジックカーショーです

  大会委員長のBPさんとお会いしたり

  昨年のこのショーからブログのお付き合いが始まった方もいますし

  

  委員長のブログ等で色々と写真はご覧になれるでしょうし

  私の印象4輪編でいきますか~




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   MGミジェト



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   MG−A



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  トライアンフ TR-3



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   MG−A 



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   TR−3



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   ヒーレー100



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  ダイムラーMkⅡ バンデンプラ



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   Eタイプ V12





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  英国車中心に掲載してみました

  最後のドラッグレーサーは圧巻でしたね~

  普段見ることも無いですしね~

  因みに、最後の写真のリアタイヤの真ん中はスピードを落とす為のパラシュートですから!!



  追記・・・・車名を入れました






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飯倉片町のS字カーブ [車ってか]

  ノスタルジックカーショーの2回目 二輪車編

 

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  私の大好きなBSA

  かの高橋国光氏が18歳で浅間レースに出場したのもBSA

  是とは違ってもっと古い350ですけどね

  この時代の英国車はギアチェンジとブレーキが逆だったんですね

  急ブレーキの時にそれを忘れて

  ミッションペダルをあせって踏んでいたのを思い出す(笑)

 

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  CB750キャンディーオレンジ

  この日はCB750クラブの方々もいらしていたようで多くのCB750があった

  私はこのサイズが苦手で

  もっぱら350、450、500などの中間排気量に乗っていた

  夜中の首都高速飯倉片町のS字カーブで

  前を行くCB750、私はCB500

  ステップよりもマフラーが先の接地してしまうCB750が

  チュッチュッとマフラーを擦り火花を飛ばして前を走っていく

  私のCB500は何事も無かったようにステップまで倒しこむ

  切り替えしでは並ぶのだが

  その後の登りながらのストレートでまたちょっと離される

  そんな事を思い出した

 

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  対戦車砲を積むべスパ(ライセンスでACMAですが)

  対ソ連戦用にフランスで作られたらしい

  戦争は大嫌いだが

  こんなもんにも驚かされる

 

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  メッキのガスタンクに写っているのはCB92通称ガイコツタンク

  17歳の北野元氏がホンダワークスライダーを破って浅間で優勝したときがCB92

  高橋国光、北野元両氏はホンダワークスライダーとして世界を転戦し

  後に日産ワークスとして4輪レースの花ともなる

 

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  CB72レーサーのリアブレーキ

  多分このブレーキだけで本体が2台買えちゃう

 

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  手前がCR110後ろはRC110(111かも)

  50ccのグランプリレーサー

  CRが一般市販レーサーでRCがワークスレーサー

 

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  カウルの隙間からは

  その特徴的な形からミッキーマウスと呼ばれたヘッドカバーが覗ける

 

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  2台並んだ写真で一番違っているのはブレーキだろう

  RCの前輪のブレーキは車輪の両側についている

  それをコントロールするのがこの仕組み

  経験と感のよって整備されていたのだろうね

  谷口尚己氏が海外GPで日本人として初入賞した

 

  カワサキのマッハといえば何ccを思い浮かべるのだろう

  この日750ccの綺麗にレストアされたマッハⅢもあった

  私が思うマッハⅢはやはり500ccのもの

 

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  この白いタイプは当初輸出用で国内では黒と赤だったはず

 

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  特徴的な3気筒エンジン

  マフラーが低く曲がることを考えていないドラッグレーサー

  安定しないハンドリング

  暴力的なその加速

  輸出されたアメリカでも後家作りと呼ばれた

 

         IMGP4454-1.JPG

 

  当時のポスター

  バイクといえばマッハⅢでしょ!と言う人も多いだろう

  私にとってこのバイクは悲しいことが多すぎる

  そのとき以来マッハⅢには乗ったことが無いし

  乗る気も起こらない単車だ

  メグロSG、W13台と乗り継いだので

  カワサキが嫌いって言うんじゃないけどね

 

 

  

  

 

 


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ある日、熊さんに出会った [車ってか]

 

  ノスタルジックカーショー番外編ですから

  

  ノスタルジックカーの森をさまよい歩いていると

  見知った熊さんに出会った

 

   IMGP4369.jpg  IMGP4377.jpg

 

  この熊さんは、彼がまだ十代でバイクの免許を取ろうかという時代からの付き合い

  お父上が某音楽雑誌の編集長だったりして、お世話になったのだ

  「あれっ?paceさんなんでいるの?」などと無体なご挨拶でした(笑)

 

  IMGP4374.jpg  IMGP4439.jpg

 

  英国車専門のイラストレーターで活躍してるんですよ

  彼が最初に出したカレンダーから今年まで全てありますから

 

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  英国車のメーターなどで有名なスミス

  そのスミスのビンテージウォッチなんかも輸入してます

  結構かっこよろしいのですね~

 

  IMGP4436.jpg

 

  英国直輸入の雑貨なんぞも沢山あったりして

  楽しませていただきました~

 

  イングリッシュスタイル MY DEAR MINI(オフィス・ビッグ・ベアー)

  http://www.mydearmini.com/

  ちょっと覗いてみて下さい素敵ですよ~

 

  コマーシャルじゃありませんから~

  電話などではたまに話はしてたのですが

  出店してるなんて知らなかったので

  久しぶりでひょんな所で出会って楽しかった~と言うお話

  

  日本のレトロモビルのお話でした~

 

  

 


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いまはもう秋 [車ってか]




  何もしていなくても時は経つもの

  暑さの中で脳みそは溶け出し

  耳や鼻の穴から流れ出し

  思考停止になった夏でしたが

  皆様いかがお過ごしだったでしょうか

  山の上ではもう秋らしいので

  溶け出した脳みそをかき集めて

  ちょっとオートバイでツーリング



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  今回の相棒はオーストリア製KTM990Adventure R

  とんでもないシートの高さ(915mm)にさすがの私も足は爪先立ちですから

  何も遮るものが無い大地を走るためのバイクですから~ね~

  足を着くなんてはなから考えてませんよ~



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  7月に行こうかと言っていて皆の予定が合わず

  8月は皆さん共通に脳みそが暑さで溶ける持病もちでキャンセル

  9月になってようやく都合がついた(笑)


  今回のスペシャルは大文字のPACEさんね

  関越道三芳で待ち合わせ

  早く着きすぎて900ccのカワサキの横で寝ていた彼女を

  後から来た大勢のバイク乗りが避けていく

  さすがワイルドなPACEさんです!(ちょっと誇張)

  近くに煙草でも買いにでも出た様な気軽なメンバーが三々五々集まる

  バッチリきめきめのライダーが多い中では異色かしら(笑)

  そんな影の薄い(決して濃くは無い)メンバーで走り出したのだ~



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  今回の衆議院選でも問題になった八ッ場ダムの現場

  国道の付けかえ工事は進む

  いったいどうなるのかしら

  ETCの付いていない私のバイク

  高速の無料化は嬉しいのだけど・・・・・

  こう高速道が混んじゃあどうしようもありませんよ~



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  まずは草津温泉で朝風呂ですから




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  いや~いい湯ですな~

  こんな時防水コンデジは失礼極まりないです!




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  白根火山帯の硫黄臭い中をゆっくりと深呼吸しながら進む(臭いぞ~)

  涼しさは快適

  寒くさへある




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  多分下界から見るとここは雲の中

  この涼しさを求めてここまでやってきた

  道端にはススキがゆれる

  


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  小布施まで降りて昼食


  

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  やはりここでは栗おこわ定食でしょ!

  岩魚の甘露煮付ね

  ワインが付くんだけど・・・・・・・

  バイクなのでジュースでした・・・・・・(涙)




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  長野をぬけて峠をこえるともう白馬です

  今回のこのルートは見所盛りだくさん

  渋滞も無く快適温泉ルート

  勿論宿泊地白馬村アルピーヌでも温泉ね

  美味しい料理とワインで夜は更けるのであります




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  翌日もバイク日和!


  松本城を横目で見ながら

  美ヶ原高原に涼みに登る



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  やっぱお約束のソフトクリーム

  こんな所であまりにゆっくりしていたら

  帰りの渋滞が・・・・・・・・



  案の定中央高速は酷い渋滞

  色々な所から来ているメンバー

  途中のパーキングで解散散会

  私ともう1人の2台は高速を降りて山道へ

  暗くなった山道もみた事が無いような車の数!

  10年分ぐらい車を抜かせて頂きました(笑)






  

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デートだってするさ〜 [車ってか]

 

 

  今年もやってきたオートサロン

  チューニングカーの祭典

  さすがに元気の無い車業界

  例年より30%も出展者が少ないという

  毎年訪れるプレスディに訪れた

 

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  BPさんの所にも記事にされている

  会場でお会いしてびっくり

  今回のメダマは大文字Paceさんとのデートね(笑)

  有楽町線が不通になっていてあせっちゃいました〜

 

 

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  今回のお気に入りはラパンをピックアップにしたこれかしら

 

 

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  友人のショップのレクサス(ランクル)とプリウスね

 

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  プリウスのオール皮装の内装

  ステッチとパイピングが美しい

 

 

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  ルマンに出場したベントレー

  といっても中身はアウディですけどね

 

 

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  トヨタが自分の所でドレスアップしたプリウス

  最初からこの形で出した方が未来的よね

 

 

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  その会社の現社長さんがニュルを走った車ね

 

 

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  86コンセプトにはドリフトキングがいらっしゃったわね〜

 

 

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  原寸大のペーパークラフト(笑)

  ちゃんと裏打ちしないとペナペナですから

 

 

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  フェアレディZベースのトヨタ2000GT

  ボンネットを開けるとNISSANの文字が結構楽しませて頂けます(笑)

 

 

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  これもジムニーベースのM38モドキ

  ここの親父さんがミツビシミツビシと言っていたけど

  パジェロミニじゃなくてジムニーだと思うんですけど・・・・・・

  ちなみに、軽登録だそうです

 

 

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  ヒカリモン大好き人間大文字のPaceさん一押しの塗装

  これに昇り龍が画かれていたら最高だそうです

 

 

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  私のお気に入りは最初のピックアップとこのスパッツを穿いたRX7かしら

  スパッツを装着した車に何故か昔から惹かれますね〜

 

  何年もやっていて去年初めて赤字になったという会社も多い

  なんとか元気になって欲しいモンですね

 

 

 

 


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こんなクルマでやって来た! [車ってか]

 

  光陰矢の如し 

  なんだかこの数ヶ月はあっという間に過ぎた

  忘れてしまうような時間の距離は光速で過ぎていくのか

 

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  家の前をこんなクルマが通り過ぎた

  アレッ?ケンちゃん?

  このブログ初期の頃にも登場しているクルマ

 

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  フロントウィンドウもワイパーも無いクルマ

  「お久しぶりです〜」と言って彼は降りてきた

  出会うのは数年ぶりだ

  何回か彼は訪れてくれたようだが

  居なかったのは私

 

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  彼の所有しているクルマはこれ1台

  自転車とこれが普段の足

  ルノースピダー

  浮世離れは素敵だ

 

 

 


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こんなジープでやって来た [車ってか]




  駅員3さんがやって来た

  それも極めつけのM38で


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  ツリーガーデンに使わなくなった寸胴鍋を持ってきてくれた

  運転しますか?といわれ

  喜び勇んで運転席に

  スターターの場所も分からず

  パーキングブレーキの場所も分からず

  おたおたとシンクロの弱いマニュアルギアで走り出す

  プリミティブの極み

  裸で走っているような快感

  自分で操縦している実感

  本来自動車が持っていた移動する自由

  そんなものを思い出させてくれる

  グーグルのエリック・シュミットCEOが最近講演でいった

  「コンピューターが発明される前に自動車が存在したことは、バグみたいなものだ」

  ミスを犯す人間が運転することが間違えであって

  コンピューターによる自動運転が好ましいとのことだ

  実際グーグルでは自動運転の実験をカリフォルニアの路上で行っているらしい

  14万マイルの走行実績があるという

  2020年には実用化されそうだという

  大昔描き出したセピア色の未来設計図にはそんなものもあったかもしれない

  そしてグーグルCEOは映画「2001年宇宙の旅」に出てくるコンピューターHALと

  全く同じようなことを言っている

  都内の渋滞などは高度にシステマティックな自動運転になれば

  随分と渋滞は緩和されるだろう

  経済は時間を金銭に置き換える

  そうなればその効率の経済効果は計り知れないかもしれない

  しかしそうなった自動車はすでに自動車ではないんじゃないかしらん

  移動情報体であって馬や馬車の延長ではなくなってしまう

  便利になることに反対するつもりはさらさらない

  自由であることはある種の不自由さを甘んじて受けることではなかったか

  最近若者の自動車離れがよくいわれる

  さんざん悪者扱いされて

  識者にいわせれば必要悪とまでいわれ続けてきた自動車

  自動車趣味はまるでIQの低い趣味のように思われてきた

  そんな環境を作っておきながら

  最近の若者の自動車離れを論じるのもへんだよね

  おもわく通りになったと書くべきじゃないかしらん

  自動車産業が日本経済を背負っていて

  内需拡大が命題なのでそんな論法になったのかしらん

  

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  旧国鉄解体、採算の悪い路線の廃止、郵政民営化

  都市の論理による弱者切り捨て

  地方には今、軽自動車があふれている

  その弱者が最低限必要としている移動手段

  その軽自動車さえも、最近の政府答申では見直そうという

  いびつな税制と排気量により

  軽自動車の存在意義が無くなっているというのだ

  ハードで考えると、確かに軽自動車には問題がある

  しかし、その運営ソフトで考えると

  なぜ地方で軽自動車が必要とされているのかが語られていない

  自動車があるとかえって不便な都会

  そんな都市の発想でしか語られない現状

  そして安い税金に対する不満

  現在、地方税である軽自動車税を国税に組み込みたいという思惑

  自動運転から税制まで

  全てを全体主義的管理下に置かれて

  私達は考えない選択しない人間になる

  Jeepに乗ったらそんなことを考えた

  

  

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ロータスF1 [車ってか]

 

 

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  フジスピードウェイで行われたヒストリックカーの祭典に行ってきた

  1日だけなのに2日分支払ったのは納得いかない(笑)

 

 

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  昨年まで茂木で行われていたこれは今年はフジ

  遅い午後には雨になるという予報

  昼に着いたのだが、あまりのガラガラさに唖然

  グランドスタンド裏にクルマを止める

  先ずはパドックに向かうとしよう

 

 

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  1978年ロータス79ジョンプレーヤースペシャル

  マリオ・アンドレッティがこのクルマでチャンピオンになる

  そして、その頃のF1を支えたフォード・コスワースDVF

 

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  1980年ロータス81エセックス・ロータス

  マリオ・アンドレッティとエリオ・デ・アンジェリス

  3台目のエントリーでナイジェル・マンセルがF1デビューをはたす

  1982年チーム・オーナーであったコーリン・チャップマンが亡くなる

 

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  1989年ロータス101

  ネルソン・ピケと中嶋悟のマシン

  ホンダのエンジンからジャッドのエンジンに変わる

  この前のマシンロータス99Tはアエルトン・セナと中嶋悟

  この101の頃からロータスの栄光は消え去り低迷が始まる

  そして1995年チーム・ロータスは消滅する

 

 

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  一般車を作っていたロータス・カーズはマレーシアのプロトンの傘下になり

  長らくF1サーカスに不在だったチーム・ロータス

  2010年その栄光の名前がF1サーカスに戻ってきた

 

  ロータスF1から始めた この日のイベント

  多くのヒストリックカーを写真におさめてきた

  お好きな方々には目の保養

  そうじゃない方々にも時代を感じていただけましたなら幸い

  この後何回か続けます

 

 

 

 

 

 

 

 


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60年代の熱狂 [車ってか]




  60年代は日本のモータリゼーションの夜明けだったかもしれない

  モータースポーツなどという言葉はもちろんない

  東京オリンピック、新幹線開通、名神高速道路一部開通

  63年鈴鹿サーキットが出来第1回日本グランプリ

  第3回より新しいフジスピードウェイで開催される

  少年誌も平凡パンチもグランプリ一色だった

  第2回の式場壮吉のポルシェ904GTS

  このクルマを参考にしてプリンスはR380を作ったといわれる

  第3回の滝進太郞のポルシェ906

  数え上げたならきりがない



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  ル・マン24時間レースに執念を燃やしたヘンリー・フォードが作り出したGT40

  フェラーリの買収に失敗した彼がそのフェラーリを叩きつぶす為に作った怪物

  68年トヨタのレース車両を作っていたヤマハにより密かに日本に入ってきた

  後のトヨタ7を作るために徹底的に調べられたのだという

  当時のグループ5カテゴリー

  


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  ポルシェ906

  第3回の滝進太郞から始まり第4回では生沢徹が優勝

  その後も長い期間日本を走っていた

  日本のミッドシップレーサーのお手本になったクルマだろう

  しかしその芸術的とも言われたスペースフレームは真似できなかった



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  グループ5及びグループ7の白眉はこのローラT70マークⅢ

  1969年日本グランプリ

  ポルシェ917、908、910,906

  トヨタ7、ニッサンR382

  そしてこのローラT70マークⅢ

  このクルマは当時のタキレーシングチームのローラ

  25番は長谷見がドライブしたクルマ

  今回フルレストアされた車両が持ち込まれた



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  ローラ、グラチャンのシグマ、ロータスヨーロッパにアルピーヌがピットに収められる

  熱狂の60年代モータースポーツシーンを体験した人間からすると

  クラクラするような陶酔の瞬間

  90年代のあのF1の熱狂とは違う

  もっとプリミティブなクルマに対する想いを感じる

  

  このシリーズはもうちょっと続けたいな〜(笑)






  

  

  

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ジャガーは雨の神 [車ってか]




  ジャガー(ジャギュアのほうがお好き?)

  戦前オートバイのサイドカーメーカーから出発した

  ボディメーカーとして4輪車も作り出した

  安価で高性能、そしてなにより美しさを誇ったメーカー

  安価といっても、すこぶる高価だった当時のスポーツカーに比べてであるが

  今の金額にすれば数億円だったものが1億円で買えるといった感覚かしら

  戦後その名前をジャガーと変える



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  戦後大ヒットをとばしたXK140

  アメリカでもおおいに売れた

  伊達なボディ、鷹揚にとんだライン

  

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  マークⅡサルーンカーレーサー

  ジャガーの名声を確立したサルーンかもしれない



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  Cタイプ、Dタイプで50年代のルマンで5回の優勝

  そしてコークボトルタイプのEタイプをだす

  マルコム・セオヤーデザインの華麗なボディ

  ロードカーのXKではなく、レーシングカーのナンバリングEをまとう

  市販車ではなかなか勝てなくなってきた当時のレース界

  尚かつ工場の火事などで社長ウイリアム・ライオンズはレースへの情熱を失う

  しかしEタイプはプライベーター用のチューニングをされ

  また多くのサーキットに戻ってきた

  ルマン用にロゥドラッグクーペが作り出されたりした

  そして62年フェラーリ250GTの対抗車種として

  アルミボディのライトウエイトクーペが作り出された

  その時作り出された12台の内の1台だと思われる




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  今回このクルマを見られて驚いた

  幻のXK13

  たった1台作られた純レーシングカー

  試験中に事故で大破

  レストアされたものが1台ジャガーミュージアムにあるだけのはず

  もちろんこのクルマは精巧に作られたレプリカだろう

  V12(英国風ではW6ね)ミッドシップエンジン

  リベットワークの美しいアルミボディ

  サーキットでXK13の走る姿は見られなかった

  他にも走行しなかったクルマも多い

  この日遅い午後には天候は崩れ

  雨さえ降ってきたからだろう

  4枚目のマークⅡの走行写真

  なんとワイパーを動かしての走行なのである

  猛獣のジャガー

  その生息地である南米

  古代その地ではジャガーは雨の神様だったという




  

  

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赤いクルマ [車ってか]




  赤いクルマと聞けばやっぱイタリアを思うのは誰でもかしら


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  今や赤いクルマの代表はフェラーリになってしまったね



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  レーシングカーのタイヤはタイヤウォーマーで温度管理される

  電気毛布で包まれたタイヤは暖かい

  この日はけっこう寒かったので暖かさが素敵(笑)



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  フェラーリ以外のイタリアンスポーツカーが元気のない昨今

  ランチャはこのフルビアのリメイクをショーにだしていたのだが

  クライスラーを吸収したフィアットのクライスラー部門の一名称になってしまうそうだ



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  アバルト・ビアルベロ(ツインカムという意味ね)

  こんな小粋で素敵なリトルギャングがイタリアだった



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  最後の赤いクルマ サンビーム・タイガー

  これはイタリアではなく英国車

  第一次世界大戦以前からあったメーカー

  「ロールスロイスでは派手すぎるという方々に」

  こんなコピーもあったほどの高級車メーカーだった

  ジャガーの社長ライオンズは戦前のメーカー名を戦後変えるとき

  このサンビームの名前の買い取りをはかった

  断られた彼は名称をジャガーとする

  今では忘れ去られたメーカー

  最後は1車種名となり消え去っていった



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  そんな忘れ去られていったクルマも含めてピットレーンに列をなす

  爺さんのノスタルジーだが

  もう何回か

  このシリーズはつづくのだ〜






  

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青いクルマ [車ってか]




  ゴロワーズのパッケイジのような青いクルマ

  フレンチブルーのクルマ達



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  アルピーヌ

  ルマン用のスペシャルロングボディが素敵

  元々はルノーR8をベースにしたスペシャルカーA110が元

  70年代ルノーの傘下に入る

  今ではルノーのスポーティーカーを作る1部門でしかない

  メルセデスとAMGのような関係か

  1チューンナップメーカーとして出発して

  ルノー4CVのヒルクライムでの優勝から社名をアルピーヌとする

  アルミボディ全盛期にFRPボディで戦った

  もちろん大排気量の純レーサーには敵わなかったのだが

  追い回して追い回してクラス優勝をさらった



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  ルマン24時間レース用のゼッケンプレートを照らすランプがわかるだろうか

  このクルマのオーナーも随分と粋な演出をする



  バーチカルウィングの付いた062号車の話だが

  このクルマを買った日本人がフランスを出国するとき

  税関の職員にこう言われたそうだ

  「このクルマはフランスの文化財なので大切にして下さい」とね

  クルマを文化財と言うのがかっこいいね







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記号としての自動車とかさ [車ってか]




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  日本、欧州、アメリカ

  欧州を一緒くたにするのも乱暴であるが

  20世紀の中でこの機械を考えると

  その記号性には随分と違いがあるだろう

  メルセデス、ボアザン、ロールス、ベントレイ、パナール、ブガッティ、ドライエ、アルファ・・・・・・・・・

  ファーストフェーズのクルマ達

  フォードが先鞭を付け、のし上がったセカンドフェーズのクルマ達

  日本車が記号をもったサードフェーズの20世紀

  21世紀初頭の混乱を経て

  フォースフェーズに入ったクルマという記号

  其処には混乱と混沌の別のフェーズが現れた

  常に資本主義の中でクルマは変質を続ける

  好奇心を燃料に変質してきた本質は変わらないのかもしれないが

  委ねられる方向は変わらざるを得ない

  次回をこんな話と写真の最終回としよう






  

  

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ウルトラマンになった男 [車ってか]


 
  最近ブログ上で見かける車
 
  駅員3さんの所で私は知ったのだが
 
  これを買うともれなく缶コーヒーが2本付いてくる 
 
 
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  ウルトラセブンのポインター号
 
  ウルトラマン、怪獣たちそしてウルトラセブンのデザインで有名な成田亨の作品
 
  中古のクライスラーインペリアルが元の車
 
  出来上がったポインター号を見た彼は
 
  締まりのない形に黒いアクセントをつけたのだという
 
  ウルトラシリーズの中でもセブンはかっこよかったな〜
 
 
 
 
 
 
 
  勿論パロディですが
 
  面白くできてますね〜
 
  CGTVを見たことのない人でも
 
  ポインター号の走る姿だけでもOKでしょ! 
 
 
  ウルトラセブンでアマギ隊員になった古谷敏
 
  彼がウルトラマンのスーツアクター
 
  ウルトラマンの着ぐるみの中の人
 
  そんな古谷敏が書いた本
 
 
  
ウルトラマンになった男

ウルトラマンになった男

  • 作者: 古谷 敏
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/12/21
  • メディア: 単行本
 
  この本が結構面白い
 
  ウルトラマンやウルトラセブンで育った皆さんへ
 
 
 
 
 
   
 
 
 
 

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