またも頂き物の話&JAZZの話でも [音楽とか映画とか]
頂き物の話
つづけちゃいます!
頂いたのは、大阪名物らしい(書いてある)
大黒屋の粟おこしと岩おこし
なんだか、とっても懐かしい味
岩おこしは生姜が効いていてGOOD
両方とも蜂蜜の薫り
雷おこしとは、だいぶ違う感じ
因みに、これを頂いたのは「大黒」さんから
「大黒屋」とは縁もゆかりも無いそうです
さてと
おこしの下の、子供たちが書かれたもの
佐藤允彦の "All-in All-out "
1979年のレコード
まさか、CDで再販されていようとは・・・びっくり!
佐藤允彦:ピアノ、シンセサイザー
デイブ・リーブマン:ソプラノ・テナーサックス、アルト・フルート
川崎遼:ギター
フランシスコ・センテーノ:ベース
ハーヴィー・メイスン:ドラムス
ルーベンス・パッシーニ:パーカッション
石岡瑛子がアート・ディレクター
クロスオーバーといえば、聞こえは良いが
尻つぼみになりそうなJAZZのカンフル剤のようなあつかいだった
生で伝承されるものが「知恵」
教育で伝えるのが「知識」
その知識と知恵のクロスオーバーらしい
それまで蓄積されてきたものが、新しいものに侵食されて
知識が知恵を凌駕する瞬間をクロスオーバーと言うのか
拡散するJAZZはあたかも大きく飛躍するかと思われ
クロスオーバーからフュージョンへと移行する
あるしゅ抑制されたエネルギーの表現と自由がJAZZの本質だと
今は看破されている
その頃の混沌を垣間見れるレコードである
改めて、レコードに針を落とすと
新鮮で、JAZZのポテンシャルを知らされる
名盤ではないが
一瞬の時間を切り取ったこのレコード
今更ながら・・・・お気に入りになりそうである
共通テーマというカテゴリーがある
いつも何にしようかと迷う
是も衰退へのクロスオーバーか?
それで、so-net も重く、繋がらないのか?
SPAIN スペイン 西班牙 [音楽とか映画とか]
ワールドカップで惜しくも敗退した
無敵艦隊(負けてるけど)のスペインの事ではありません
Chick Corea の曲”SPAIN"のこと
アランフェスにインスパイヤーされて、作ったという曲
”SPAIN" が入っている、手持ちのCDを・・・
Return to Forever の2枚目のアルバム これがオリジナル
1枚目ほど注目されなかったが、私のお気に入り
出た当時は、眉をしかめたんですけど
聞いてくと、良いんだな~
- アーティスト: スティーヴ・ガット,クリスチャン・マクブライド チック・コリア, チック・コリア, スティーヴ・ガッド, クリスチャン・マクブライド
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2006/03/29
- メディア: CD
これが、一番新しい"SPAIN"
お歳を召した、スティーブ・ガットが良いです
昔は、レガートがうるさくて、苦手だったが
歳取って変わったかな~
昔の仲間だもんね
ただ、フェードアウトしていくのが残念!
- アーティスト: チック・コリア・アコースティック・バンド, チック・コリア, ジョン・パティトゥッチ, デイヴ・ウェックル
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2003/04/23
- メディア: CD
これは、スーパー・テクニシャン・トリオ
特に、パティトゥッチには、脱帽です
ここでの"SPAIN"は、自分の曲を、良くここまで破壊して
また、組み立てなおしているな~といった感じ
これは珍品(決して悪い意味じゃありません!)
Bobby McFerrin の全身楽器!
- アーティスト: チック・コリア, チック・コリア&ボビー・マクファーリン, ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブズ・トリオ・ウィズ・チック・コリア、ロイ・ヘインズ&ミロスラフ・ヴィトウス, リメンバリング・バド・パウエル・バンド, チック・コリア&ゲーリー・バートン
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2003/04/09
- メディア: CD
なんと!ウクレレでいっちゃう”SPAIN"
CD屋さんでかかってた
その場で手に取り、レジへ
ローGのコンサートでソロ
軽くて良いです
大人を感じさせる俳優 歌と映像 [音楽とか映画とか]
私も聴きたくなって、レコードの山に入り込んだ
確か、「バーデン・パウエルの芸術」という名の2枚組みがあったはず
時代を感じさせるイラストのジャケットだったはずだが
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・見つからない!!
代わりに、こんなレコードが見つかった
セルジュ・レッジアーニ
もともとは俳優、コクトーやサルトルの演劇に出ていた
歌手としても、多くのアルバムを残している
ルキノ・ビスコンティの「山猫」が一番有名か
Paris Blues: Original MGM Motion Picture Soundtrack [Enhanced CD]
- アーティスト: Original Soundtrack
- 出版社/メーカー: Rykodisc
- 発売日: 1998/02/24
- メディア: CD
ポール・ニュウマンとシドニー・ポアチエが競演した
「PARIS BLUES」(邦題、パリの旅愁)のなかで
ジャンゴ・ラインハルトを彷彿させる、ジプシーと呼ばれたギタリストを演じていたのが彼
これはサウンドトラックだが、内容はセンチメンタルなベタベタもん
Aトレインで軽快に始まり、パリの風景とロマンティシズムは堪能できる
アンゲロブロスの「蜂の旅人」も外せないかも知れない
しかし、なんと言っても、セルジュのイメージはこれ
もちろんこの1本でジョアンナ・シムカスの大ファンになった映画だ
レーザーディスクで持っているのだが、これはDVD
この中で、フランス領コンゴ(だったか?)に居るチンピラ
それが、セルジュ
汗染みの取れなくなったよれよれな麻のスーツを着込み
同胞のフランス人を食物にしている、ケチな男
私がアジアを旅するとき、あんな風にしたいと思わせる、薄汚さ
未見の方は是非!レンタルビデオ店には必ずあります
自堕落な様がカッコよろしい、ほんのチョビットの良心も
自分に課したストイックさが無ければ
あんな演技は出来ないだろうと思わせる
もちろん、R69のサイドカーに乗るアラン・ドロン
ボクシング・ヨーロッパ・チャンピョンのリノ・ヴァンチェラ
シドニー・ポアチエと結婚するジョアンナ・シムカス
(黒人と結婚したことで、当時話題に成った)
甘すぎるメロドラマだが、カッコよろし
しかし、極めつけは、セルジュ・レッジアーニ!!
この演技と、この歌で・・・・・カッコイイ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・大人を感じさせる。
Aquarela do Brasil [音楽とか映画とか]
陰暦では今年は閏月
残暑厳しい秋を想定していたが
9月になったら、匂いはとっくに秋
ごめんなさい
これは冬の風景
でも、過ぎ行く夏を思うと
あの冬がやってくるのかと思うと
気持ちは・・・・・・もう冬支度
・・・・・・・・・夏が好きです!!
フランス積みのレンガ塀
日本のレンガ塀は、イギリス積みより、フランス積みが多い
レンガの色は、夏から秋そして冬が来ることを感じさせる
センチメンタルなんじゃなくて、ただ寒いのが嫌いなだけなんですけど
1969年スウェーデンでの録音
エリスはもう随分前に亡くなったけど
ブラジルでは、いまだに人気があるという
6曲目のVOCE 、トゥーツが口笛
エリスはヴォセー(あなた)とささやく
これが絶品!!
12曲目最後の曲 A VOLTA
ちょっと女々しいけどこれも良い曲
35分ほどのCD
2曲も宝物があれば上出来
ポエトリーリーディング [音楽とか映画とか]
「幸せになる12の方法」 [音楽とか映画とか]
邦題 「幸せになる12の方法」 だが
半分だけ完璧な世界が原題
ハーフ・ザ・パーフェクト~幸せになる12の方法(初回プレス盤)
- アーティスト: マデリン・ペルー, ラリー・ゴールディングス, サム・ヤエル, ディーン・パークス, デヴィッド・ピルチ, ジェイ・ベルローズ, スコット・アメンドラ, ティル・ブレナー, ゲイリー・フォスター
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
Madeleine Peyroux 最初はなんと読むのかも判らなかった
- アーティスト: Madeleine Peyroux
- 出版社/メーカー: Universal Jazz
- 発売日: 2004/09/14
メディア: CD
昨年はじめて聞いた彼女のCD
ビリー・ホリディを髣髴させた
選曲もそれを意識していたし
しかし最後の曲「J'ai Deux Amours」でアレッと思う
2つの愛
別のCDを探す
1枚目のCD
荒削なセンチメンタル
上質な洒脱・・・chic
決して奇をてらった物ではない
やはり此処にも 「La Vie En Rose」
ばら色の人生
ジャズとパリが組み合わされると
個人的にはノックアウト
以前も書いたことがあった
「ばら色の人生」はもちろんピアフ
「2つの愛」はジョセフィン・ベイカー
一緒に思い出すのはヘミングウェイとの逸話
ジョセフィンの毛皮の話はくらくらする物語
- アーティスト: トゥーツ・シールマンス&フレンズ, トゥーツ・シールマンス, リズ・ライト, マデリン・ペルー, セリア, ジェイミー・カラム, ベス・ハート
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2006/04/12
- メディア: CD
大好きなトゥーツとのデュオも聞けるこのCDもGOOD
マデリンは米国で生まれてパリで育ったらしい
もちろん、私が野暮でミーハーなのは承知で
都市へのノスタルジーとコンプレックスのないまぜになったNYのダウンタウン
グリニッジ・ヴィレッジの匂いに似ているかもしれないと思う
15歳からストリート・ミュージシャンだったそうだ
聴いていたら、こんな映画を思い出した
ヌーベルバーグのシンボル「勝手にしやがれ」
ゴダールのルポルタージュ手法を用いた映画
此処に出てくるパトリシア役のジーン・セバーグが素敵
同じ匂い、マデリン・ペルーと
ジョセフィン・ベイカー、アーネスト・ヘミングウェイ
「グレート・ギャッツビー」のフィッツジェラルドら
彼らを「ジャズエージ」と呼ぶが
ガートルード・スタインが呼んだ
「失われた世代 The Lost Generation 」が雰囲気
こんな雰囲気がこのCDから感じられる
諦観とコンプレックスと退廃そしてある種の狂乱
もちろんセンチメンタルなベタベタした歌ではない
知的でファンキーでちょっとウェットな世界
ただ・・・録音が・・・・
低音が強調され過ぎた録音
カーステレオやCDラジカセで聴くには良いかもしれないが
ちと下品、もっとサラッと聴きたいものだ
生きてますよ~ [音楽とか映画とか]
お久しぶりでございます
BLOGも開けずに過ごしていた1ヶ月
ガキの頃から、この時期は苦手で
12月になると憂鬱な時間を過ごします
兎に角、クリスマスと正月が苦手
不幸な少年時代をおくったのね・・・・なんて言われた事もあったが
ほっといてくれよ!・・・ってな感じ
イルミネーションに飾られた街を歩くのも苦痛
近年とみにその手が増えて益々生きづらい
てな訳で・・・・久しぶりの書き込み
たくさんのNICEコメント頂きながら
ホッポリッパナシ
ごめんします
そんな12月も楽しいこともある
1年ぶりで友人がLAからやってきた
青山ブルーノートでライブ
レイトショウは9時オープン
ちょっと早めに着いたので
軽食&ビールで時間調整
仲間も集まってきて四方山話
太郎さんのお店はちょっとパリのカフェみたい
ごったがえしているラウンジが空くまで
外にいる事にして
ぎりぎりになって入場
演奏はどうだったかって
最高でしたね!!
久々に堪能しました
それにしても
オーディエンスの平均年齢はたかめでしたね(笑)
終わってから楽屋へ
ピアノのおじさんから焼酎を勧められて(笑)
彼も70歳過ぎても往年の貫禄はそのままでしたね
ギターの友人とも話が弾み
12時半までブルーノートにいたりして
車で来ていた友人がいて良かったな~
因みにちゃんとチケット代は払いましたよ~
その後にやった横浜赤レンガでのライブには招待されたんだけど・・・・・・
時間が取れなくて・・・・・行かれなかった!
残念無念!!
翌週末
今年2回目の伊豆でのカヤック
今回はキャンプツーリングであります
今年2回の伊豆シーカヤックはどちらも雨
どのみち濡れるんですから
雨でもOKですよ
風邪をひかないように注意ね
食料調達の後、遅めの出艇
朝のうちは風も強く、波もあったが
出艇の頃には大分落ち着いてきていた
遠く九州からも知床の友がやって来てくれたし
横浜からも知床の友がやって来てくれた
気心の知れた人々と行くキャンプは
たとえ天候は悪くても楽しいものだ
波裏は穏やかなので、洞窟に入って遊んだりもする
なにしろこの時期は、日の落ちるのが早い
早々に上陸してキャンプ地の設営
レンズが濡れているのはご愛嬌
流木でタープを建てて
早速焚き火で濡れた身体を温める
泡盛、芋焼酎、スコッチ、ビール・・・・・・・
酒の種類と量はたっぷりとあり
1泊のキャンプでは飲みきれませんぜ
お約束、皆が好きな、キャンプはカレー
今回は、カトマンズ帰りのカヤッカーもいて
マサラは本場もんだし
ヒヨコマメもたっぷり入れたりして
カレーと言うよりカリーかな
美味しゅうございました・・・・・・感謝
そんなこんなでキャンプサイトの夜は更ける
たとえ雨が降っていたって
酒と焚き火があれば
キャンプは天国
無粋なイルミネーションも無いしね
代わりに、波間には夜光虫が光る
翌朝、晴れ間も見えるが、雨も降る
雨が上がると、風が出る
安良里(アラリ)港の網屋
海豚漁の網をしまっておいた所
私が小さい頃は
この港には、必ず数頭のイルカが居たものだが
帰りは追い風追い波
艇によっては、この方が漕ぎ難い
一般的にカヤックは、風上波上に頭(バウ)を向けたがる
慣れないと進路を保つのは難しかったりする
晴れ間の見えている東側
海に日が差し込んで
透明なコバルトブルー
プランクトンも少なく透明な海
今年はツリーガーデンの建設などもあり
なかなかホームグラウンドの伊豆では漕ぐことができなかった
今年最後のカヤック行きは素敵でした
終わり良ければ皆OKですって
戻って、温泉入って、宴会はお約束
で、ツリーガーデンはその後どうなっているのかと言うと
毎日たくさんの子供たちが遊びに来ている
週末は私たちが集まって
広場の掃除とデッキのメンテナンス
市の水道工事の残土を頂く
なんとダンプで17台分!!
1日でできたお山が、子供たちはいたく気に入った様子
手間ひまかけたデッキが
1日でできた築山に負けました(笑)
こんなもんを焼いて、おやつにしたり
枯葉を集めて焼き芋したり
慣れない手付きで大工仕事したり
傍に居る大人は教えたくてウズウズ
そんなまどろっこしいのも見ていて楽しい
看板も子供たちに書いてもらったりして
手も服もペンキだらけだったりして
刷毛を洗った手は・・・・・暫くは色が付いたままでしょうね
そんなこんなで12月も残すところ数日
皆さまにはこの1年、ありがとうございました
来春、私は喪中なので新年のご挨拶はいたしませんが
来年もよろしく~
VOICEにて毎年恒例の年忘れジャムセッションがあります
12月30日だいたい夜から(いいかげんですな~)
楽器のできる方もできない方も楽しめますよ~
興味がございましたら是非
それでは皆さま また来年お会いしましょう
2006年のジャムセッション [音楽とか映画とか]
毎年恒例の年末セッション
今年で22回を数える
セッションなのでメンバーも色々と多数
今年はピアノトリオで始まった
毎年参加する者は22年の齢(よわい)をかさねる
30年・・・いやそれ以上の付き合いだったりもする
楽器を持ってやって来る
もちろんミュージシャンじゃなくてもOKさ
老いも若きも、楽器を持てば土俵は同じ
ボーカルで参加するもよし
ジャズでもボサノバでもロックでも
もちろん、俺はグループサウンズだといえば
それもOK! フォークソング? もちろんOK!
ウクレレだってジャズしちゃう
アドリブで跳んでいく
戻って来れなくてもOK!
そんな時は頭に手を当ててね
心優しい皆さんは、テーマに戻ってきてくれます
たまにはスポットライトをあびて
1年の最後を過ごすのも良いものだ
外に漏れる音を聴いて入ってくるものも居る
急いで自宅にサックスを取りに行ったり
私は途中2時間ほど抜けたが
宴(うたげ)は2時過ぎまで続き
お開きになったのは午前4時
遠方よりこのセッションの為に来たものは
大晦日の新幹線の中で、二日酔いに悩まされていることだろう
高速道路を走っている者は、年越し蕎麦には間に合うのだろうか
このジャムセッションが終わると
1年が過ぎた実感がわく
この時のためにだけ造る白ソーセージ ”ブーダン・ブラン”
今回の付け合せは
「インカのめざめ」と「北あかり」のポテトコンビ
栗のような味の「インカのめざめ」
クリーム状になった「北あかり」
味を調へ、ポテトサラダにすると美味
写真が無いのは・・・・みんな食べちゃったのであ~る
1年が過ぎていく
静かな生活への渇望
気に入ったものだけに囲まれていたい生活
シンプルな静謐な生活への憧れ
そんな出来もしない事なんぞ心に想いながら
1年が過ぎていく
次郎長そしてかけがいのない風景の記憶 [音楽とか映画とか]
最近、仕事場への行き帰りにはipodを聴きながら歩いている
以前も書いたようにipodの中は落語でいっぱい・・・・のはず
友人が時々ituneに悪戯をしていく時もある
何時もの様に、充電を終えたipodを聴きながら帰路につく
耳に飛び込んできたのは「浪曲」
2代目広沢虎造 清水次郎長外伝「お蝶の焼香場」
聴いてるうちに泣けてくる、夜中にオヤジがシラフで涙流して歩いてる
人気は途切れた時間だが、可笑しな画だよ~!笑っちゃうね
泣かせの入り方は倉本聡と同じだね(こりゃ時代が逆だ)
これからと言う時・・・・・・・・・
丁度時間となりました~この続きはまた明日~
当然私のipodには続きは入っていない・・・・・・聴きたい!!!!
悪戯の罠にまんまと嵌ってしまった! 今、続きを探しています(笑)
こんな浪曲、落語、時代小説を見たり聴いたり読んだりする時は
江戸の古地図があると数倍楽しめる
図書館で借りてきた地図を拡大コピーして使ったりしていたが
両国江戸博物館の売店にも、多くの古地図があって楽しめる
藤沢周平の小品や山本周五郎、池波正太郎を読むときは欠かせない
今年の正月、こんなムック本を本屋で見つけて入手した
江戸散歩・東京散歩―切り絵図・古地図で楽しむ、最新東京地図で歩く100の町と道
- 作者:
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2005/02
- メディア: 単行本
こいつがなかなか楽しめる!!友人にも大好評!!
小説の中の登場人物がこの路地を歩いていたのかなどが、まざまざと映像として想像できる
ニュウ・ヨークの地下鉄の地図やパリの左岸の地図も欠かせない
シャーロック・ホームズならロンドンの地図も必要だ
ニュウ・ヨークは新しい街だが、ロンドンやパリは今の地図でも通用する
キャパやヘミングウェイがその地図の中で鮮やかに蘇る
最近買った絵本でこんなものもある
植物の好きなソフィーの物語
RELIEUR は製本、装幀のアルチザン(手職人)
フランスで出版と製本業の兼業が禁止されていた時代の名残り
そしてルリユールとは「もう1度つなげる」という意味もあるという
パリのカルチェラタンの地図を見ながら
この絵本のパリの風景を眺めてほしい
かけがえのない風景の記憶が蘇ってくるかもしれない
野間公民館 その2 [音楽とか映画とか]
2回目の今回は野間公民館の内部です
入り口を入ると左右に部屋があり、真ん中を廊下がぬける
あまりの老朽化に部屋の壁はスタッフがペイントしたそうだ
メインの照明は蛍光灯になってしまってはいるが、漆喰の壁には当時の灯りも残る
階段を登り2階へと行くことにしよう、ここにもスタッフの取り付けた手すりが見える
無粋とは言わないで、今回も多くのお年寄りがみえていましたしね
上がるとこんな階段が東西へはしる。漆喰と年季の入った廊下、高い腰板、天井がわかると思う
廊下の突き当りにはホールがある、2階のホールは柱も無く広々としている
コンサートは1階のホールで開かれるが、老朽化した2階のホールに多くの聴衆は無理でしょう
両側の部屋を覗いて回る 朽ちた壁の補修のため幕が被されている所も多い
そんな部屋がリハーサル室兼出演者たちの控え室にもなっている
最後の音合わせに余念の無い出演者たちの声が響く、木造の響きは良いものだ
床の上には譜面が散らばり、軽口をたたいてはいるが緊張が膚に感じられる
あいにくの曇り空だったがこの時は初夏の日差しのような日がさしこむ
我がチョロQも窓の格子越に見ればレトロフューチャーな懐かしい未来の車のよう
1階のコンサートホールの壁と窓、勿論冷房などは完備していない時代のものだ
上2段の風抜きが開くようになっている。天井を支える頬杖も見て取れる
真ん中に3本の柱が立っている
ホールとしてはいささか邪魔な存在だがこのような木造でこの広さではしょうがないだろう
個人的には結構味があって好きですがね
そして、野間スプリングコンサートは始まった
その様子は・・・・・・・・・・・カメラの電池が切れて撮ってはおりません
なんと予備電池まで切れていたとは!「備えよ常に」ですね反省
オーラを感じる場所でゆっくりと音楽を聴いて悠々の時間が流れる午後でした
エヴァンスとタコとオリーブと [音楽とか映画とか]
Bill Evans というJazzの巨匠がいる
多くの名作を残し 今でもエヴァンス派といわれるピアノ弾きのジャンルになるほどだ
ザ・コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード1961
- アーティスト: ビル・エヴァンス, スコット・ラファロ, ポール・モチアン
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: CD
これはヴァンガードでのライヴ版 3回のステージが3枚のCDにパッケイジングされている
この2枚のCDにエッセンスは詰まっているのだが
3回のステージを抜粋してイイトコドリをして2枚のCDにした
やはりライヴの緊張感はオリジナルの曲順にはかなわないような気がする
ワルツ・フォー・デビイのCDはオーディオをいじった時のリファレンス
細かな音の変化を調べたりする
サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガードはエヴァンスと言うよりは
スコット・ラファロ・バンドとしてのライヴ版の様に作られている
昨晩しみじみと聴きなおして・・・・・やっぱり良いな~と思ったんです
ビル・エヴァンスはここに ラファロはここに少しだけ書いた事があるんですけどね
なんで昨晩これを聞きたくなったのか・・・・・・・・・と言うと
蛸とオリーブのマリネを作ったからなんですね
蛸、緑オリーブ、黒オリーブ、玉ねぎ、セロリ、トマト、エクストラヴァージンオリーブオイル、レモン
岩塩、黒胡椒 全部混ぜて半日おいたもの・・・・・キュウリを忘れたけど(笑)
適度に冷えたシチリア産の白ワインの肴にしていたらこれが聴きたくなった訳です
CDの曲中にグラスのあたる音がかすかにするんです 人のざわつきもね
そんなトコロも好きなんです 一人で聴くのがオススメです
そんな細かな所が聴きたくてオーディオの泥沼に入っていくんですよね~
MP3もカーステレオも勿論ラジカセでもそこの息遣いが聴こえないんですもの
でも最近食い物に引っ張られるな~
修練に裏打ちされたロマンティシズム [音楽とか映画とか]
前回のコメントで gctate さんが Peace piece が泣けると言っておりました
エヴァンスピアノのデファクト・スタンダードがそこにあるんですね
最近他ので聴いたな~と思っていたんですよ・・・って
そのとき聴いていたのがこのCD・・・・・出来すぎで怖い(笑)
スペイン・アンダルシア出身の若きギタリスト・ニーニョ・ホセレ
フラメンコギターがビル・エヴァンスに捧げるCD
厳格なリズムと形式を重んずるフラメンコ その中で育った青年(30台だと思うが)が弾く
エヴァンス派と言われるピアニストの影には亡霊のようにビル・エヴァンスが立っていることが多い
そんな呪縛から逃れて素敵にギターを奏でる
エヴァンスは「修練に裏打ちされたロマンティシズムは、最も美しい種類の美である」と語った
それを支えるバックも素敵だ ベースのマーク・ジョンソンはエヴァンスの最後のパートナー
トランペットのトム・ハレルもエヴァンスと共に演奏している
ここで演奏されるビル・エヴァンスの曲が演奏されたオリジナル・レコード(CD)ジャケッツを
My Foolish heart
皆さん 「私だったらそのCDじゃないぞ~」 と仰ると思いますが・・・・・・・・・
追伸;元版のCDのリンク貼りました
アジアの風 [音楽とか映画とか]
Anirban Chatteriee : Sitar
Subhasis Nandi : Tabla
1000年以上の歴史を持つ楽曲と楽器
薔薇の化身のシタール
その名の由来は7本の弦という意味のセ・タール
13本の共鳴弦がメインの弦の下に張られている
コルカタ(旧カルカッタ)の古典音楽奏者の若きホープである
足に巻きつけた鈴
右手で叩く小さなほうがタブラ 大きいほうがパヤン(左の意味)
通常2つセットでタブラと呼ばれる
中堅としてインド内外で高い評価を受けている奏者である
針金のようなシタールのピック(?)指にはめます
今回のスペシャルゲスト うえの 善巳 : フルート
インドにおいて数々の高名な師との競演がある 今回は日本代表での参加
1920年製の木製フルート!素晴らしく柔らかな音 透き通る高音 本当の木管楽器!
彼の著書
北インド古典音楽
この時 確かに アジアの風が吹いていた
有朋 自遠方来 不亦楽乎 [音楽とか映画とか]
学而時習之
不亦説乎
有朋自遠方来
不亦楽乎
人不知而不慍
不亦君子乎
論語に曰く 友あり 遠方より来る また楽しからずや と
先日、北海道より友人有り 学会で東京に来たので寄るという
丁度イベントをやっていたツリーガーデンを案内して自宅へ戻る
しばらくしてドアを叩く音がするではないか
出てみると 丸太の上に忘れていたカメラを持ってきてくれた
友人曰く「知床でもさ~カメラは岩の上に置きっぱなしだもんな~ぜんぜん気を使わないんだからさ」
と言っている それでもたまにはわたし的には気を使ってるつもりなんだけどな~
仲間も集まり夜中まで飲み 楽しいひと時を過ごした
遠方より訪ねてきてくれる友人と語らうのは嬉しいものだ
日頃疎遠にしていても一目会ったその時から過ぎ去った時間などは関係なくなる
旧聞だが9月のお終いにもアメリカより友人が来た
最終日千秋楽のライブに行く
久々に堪能した 凄いステージだった 時間もだいぶオーバーしたが
トウキョウJAZZがあったので楽屋には多くのミュージシャン達が遊びに来ていた
時を忘れて話し込む 大笑いの時が過ぎる
ビル・エバンスとは1980年のサボイでのマイルスのライブの話で盛り上がる
「なんだ~あの時いたんだ~」なんてね(英語だよ)
友あり 遠方より来る また楽しからずや
真にそうであります 楽しい時間が過ぎていきます
閑話休題
しばらくライブはやっていなかったんですけど
ライブをします(私が演奏するんじゃないよ~)
今回は前田祐希さんのボーカル
ギターとピアノのデュオ
あなたと夜と音楽と・・・昨夜の出来事 [音楽とか映画とか]
つづきは・・・・酒と絵画と・・・・・になるかしらん
友人のアトリエでのミニコンサート&オープンアトリエ
口笛のジェルソミーナで幕は開かれた
共となるはアコーディオンとバイオリン
パリの下町 「物悲しさ」が今回のテーマ
私めは音響さんと雑用係での参加でございます(メインが済むまで酒は御法度!)
食べ物も飲み物も・・・・・・・いっぱい・・・・・人もいっぱい
入り切れない人々は外から眺めていたり聴いていたり
アトリエの中は人でいっぱい チェロとアコーディオンのデュオも始まる
一仕事終えればワインタ~イム! おいしい赤もあったんですけど 今回はこれで
アコーディオンの響は素敵よね
ピアノは調律されたし [音楽とか映画とか]
12月1日のライブの為にピアノを調律する 友人のピアノ・テクニシャンが来てくれる
アップライトのピアノだが そのメカニックは結構ドキドキするほど美しかったりする
木と鉄とフェルト
そして調律用のハンマーと消音用のフェルト
14時から始めて一通り調律が終わったのが2時間後
しかし調律をしている彼は何かが気に入らない
歌う所が微妙に柔らかい「オォ」の所が「ゥオォ」・・・ほんとに微妙な所なんです
ピアノのアクションを外してアトリエへ持っていくと言う
ハンマーのフェルトを削りちょっと細工をしたいらしい
とは言ってもアトリエはすぐ隣なんですけどね
そしてまた調律が始まる
出来上がった音はアメリカスタインウェイのような音
ヨーロッパ風の音とはちょっと違うジャズの音
彼はピアノ・チューナーではなくピアノ・テクニシャン
調律だけでなく音色、タッチ、雰囲気までをも創る
来日する高名な演奏者からも指名を受けるほどの人物なのだが
我が家のようなちゃちなピアノでも本気で取り組んでくれる
丁度今仕上げが終わったところ
調整している横で写真を撮り PCに打ち込んでいるんだから・・・・・・
あさってのライブの楽しみがまた1つ増えたね
かれいどすこーぷ ライブ [音楽とか映画とか]
12月1日「かれいどすこーぷ」のライブ
前田 祐希 : vo
松井 秋彦 : vo.g.pf
ボサノバで爽やかに幕が上がる
「そう言えばここのマスターはJAZZが好きなんですって」
なんて一言でスタンダードが歌われたりね
ちょっとピンボケごめんなさいね
ドラムでバークリー音楽院に行ったのに何でも楽器をこなす才人
ギターの調べも素敵ですよ
そして 素敵なときは過ぎ 終焉をむかえる
優しい 心に染み入る ジャンルを超えた二人が醸し出す時間が過ぎた
「かれいどすこーぷ」上記のホームペイジにて試聴及び購入できますよ
お二人のプロフィールなんかも其処を見てくださいね
多くのお客様にいらして頂きました感謝です
10年ぶりに訪れたよなどとおっしゃる方もいらして
あの頃は日本でも珍しいアウトドアーの本なんか置いてあったね・・・などとおっしゃっていたり
15年ぶりですという若者
あの頃幾つだったのよ~(小学生だったそうです~)
今じゃレゲエのミュージシャンでダウンロードで1番になったとか(その辺には暗いのよ私)
そんな懐かしいような・・・・っても私は知らないんですけど・・・・・・・・・
ライブも終わり内輪の方だけ残り 灯りも落とし 談笑していると
「まだいいですか~」とお客さんが・・・・・・
「すいません今日はもうお仕舞いで・・・・・・・・」と私が言いかけると
「なんだ鬼怒さんじゃないの~」とボーカルの前田さんが言った
「エ~ッ!なんで二人がここに居るの~?」と言って入ってきたのは・・・・・・・
ギタリスト鬼怒無月さん(この時までわたしゃ知らんのよね~)
なんと20年前頃よくうちの店を訪れていたのだと言う
ちょっと近くまで来たので まだやってるのかな~と寄ってくれたらしい(20年前ですからね~!)
奇遇は奇遇を呼び 人々は磁石となって人やモノを呼び寄せる
私も長いこと生きてきたもんじゃいな~・・・・・・なんて思ったりして
「これ出たばかりなんで聴いてみて」と言って鬼怒さんが置いていってくれたCD
鬼怒無月+鈴木大介の素敵なギターのデュオ
私の好きな曲が網羅されていて至高のひととき
(ここで昔だったら「針をおとせば・・・」なんてフレーズを使ったんですけど~今は?)
素晴らしい音楽と人との出会い
1年のお仕舞いの月が始まったが
今年最後の月を素敵にスタートさせた
今年も多くの人々との出会いがあった
「復活」してからの記事は多くの私が出会った人々の話ですね
やっぱり人間が面白い
そんなことをUPしながら3年目に入った私のブログはつづく・・・・・・・・・・・・・
jam session 2007 [音楽とか映画とか]
今年も最後のジャムセッション
23回目のジャムセッション
勿論1年ぶりで出会う懐かしい顔もある
これが来ると私の1年は終わる
遠いところから駆けつけてくる者もいる
毎度毎度31日は二日酔いに悩まされて新幹線に乗ってるか高速道路の上 懲りない(笑)
勿論毎年ニュウフェイスもやってくる
7時頃から・・・・・・・・終わったのは何時だか知らないし・・・・・・・・・
なんやかんやで40人ぐらいか
小さな店は人でいっぱい 音でいっぱい 熱気でいっぱい 気持ちでいっぱい
遅くにやってきたものは必死で酒も音楽も追いつこうとして奈落のそこに落ちていく(笑)
最後はEのブルースでエンドレスだったはず・・・・・・・・・
少なくとも覚えているのは4時頃までかな
床で寝ていたらコートを掛けてくれたみたいだね
本日のソウセイジ 生クリームと卵の入った白ソウセイジ
昨年はなくなっちゃて写真は撮れなかったからね
今年1年ありがとうございました
昨年は身内が身罷り今年の新年の挨拶は無しだったが
年が変わって改めてご挨拶はさせていただくことにして
今年最後になりますが
皆様良いお年をお迎えください
今年1年の感謝を込めて ありがとう
言葉は空へはなたれる [音楽とか映画とか]
青山で友人の詩の朗読会
今回はいつものギターに加えてハープ(ハーモニカじゃないよ!)も
勿論彼女の絵も飾られています
グランドハープをまじかで聴くチャンスはめったにありませんよね
美しいしらべ
満席の聴衆と利音(りおん)さんの朗読
日曜日の午後は過ぎていきます
リニューアルしてから最初の書き込み
行間も揃わず改行も変だし
自分が使えてないのかso-netがいけないのか?
なんだかとっても変です
昔アラブの偉いお坊さんが(追記あり) [音楽とか映画とか]
nice! は入らないしコメントは拒否されるし
写真はファイルにアップできないしでサンザンですね~
皆様には失礼いたしております(って俺の責任?)
それはさておきようやく写真がアップできるようになったみたいですので・・・・・
タイトルはコーヒールンバなんですけど
原曲のMoliendo cafeにはアラブの偉いお坊さんは出てきません
その話はまた次回ということで今回は・・・・・・・・・・・・・・
ウードとダルブッカによるアラブ音楽ミニコンサートのことなどを
私の住んでいる市には国際化協会なるものがありまして
私もそこの評議員なんぞをやっていたこともあるのですが、それは別の話
そこで多文化共生の集まりがありアラブ音楽もやるという
プログラムを見れば旧知のパーカッショニスト伊藤アツ志さんが演奏する
ダルブッカ
本来は磁器で作られエイ(海にいるやつね)の皮を張られたタイコ
湿気に弱く乾燥したアラブでさえも炭火の上で乾燥させながらでないと演奏できないそうな
現在はアルミダイキャストに樹脂の皮
綺麗な象嵌が施されて素敵なボディと素敵な音
インド音楽のタブラとはちょっと形が違うがこれもタブラと呼ばれる
ベリー・ダンサーの象嵌
これが製造元の社名らしい
正面から見るとどうしても人の顔に見えてしまう(ネックが上でも下でも)
紀元前から変わらない形と音色を持つ弦楽器
ピックには昔は鷹の羽の芯を1年間テレピン油に漬けておいて軟らかくなったものを使ったらしい
アラブ音階は平均律ではなく微分律なので微妙に変(笑)
日本の雅楽なども微分音程ですよね
12音階の平均律に慣れてしまった私たちには微妙に変でエキゾチック
ボディの後ろは半球で胡桃の木
月と太陽の意匠らしいが顔に見えます(笑)
90度近く曲がったネック部分
アラブの音階「マカーム」の基本となるのがドゥラープというらしい
その中でも基本となる音階が「ラスト」というらしい
この2つの楽器は紀元前の遠い昔から今に至るまでその形を変えて似ないのだという
古代壁画にもその姿はそのままの形で描かれている
Laylet Hob ベリー・ダンスのために書かれた情熱的な愛の歌で締めくくられた
「pace さんブッキングしてよ~!演奏しに行くからさ~」とのお言葉
もしその時が来ましたら 告知しますので
よろしく~
追記:演奏者のHPをリンクしました
コーコーヤ (追記あり) [音楽とか映画とか]
友人のアトリエでライブ
今回はブラジルに魅せられた3人
新しくCDも作られた
今回は音響さんでの参加お手伝い
素敵なブラジリアンリズム
もちろんドリンク有りね
40度の強い酒
PAが終わるまではオアズケね
多くの観客が皆楽しんだ
アトリエの外からの姿
素敵な1日のお手伝いをさせていただいた
http://www.nme.com/video/search/ko-ko-ya
ここに動画があります
数年前「ショーロクラブ」のお手伝いをさせていただいた
素敵なラテンの時間と空気
そのギターの方の新しい音
それが「コーコーヤ」
素敵ですよ
追記ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「コーコーヤ」
ブラジル音楽であるショーロにインスパイアされた3人によって結成されたユニット
詳しくは下記のHPを参照されたし
http://www.yukivn.com/index.html
2008年7月 待望のデビューアルバムが発売される
海の向こうで・・・・ [音楽とか映画とか]
今こんなCDが流れている
生涯付いてまわる2つのビッグネームを背負った人生
ランディ・ブレッカーとイリアーヌの娘アマンダ
ポップで素敵なメロディメイカー
クールな声とたいせつに育てられたことが判る音の感性
素敵にポップで声の質など大好きなのだが
歳をとってしまった私の耳は母親のイリアーヌの声のほうが心地よい
じじいと言われようと歳だといわれても
耳元で囁くように歌われると
耳垢がガサゴソとこそばゆい
夏が過ぎていくこの一瞬
夏負けした身体に優しく囁きかけるのだよ
ジャズの世界には2世が多い
音楽に対す姿勢、理解、日々の修練
音楽環境がそうさせるのかもしれないね
ついこの間辞めた某国の首相も2世だったね
環境の中で甘さと安楽さだけを引き継いだのかしら
3代続いた2世議員の首相
アメリカに対する態度が微妙に違い興味深い
先々代は積極的イエスマンに徹してバックアップを得た
先代は消極的ノーを発信してバックアップを得られず自滅していった
今回は消極的イエスで信用されなかった
今年のサミットでの議長国としての今後の方向付けの調整が出来なかった
今海の向こうで戦争が始まろうとしている
うがった見方をすればアメリカとロシアの出来レースの感がある
オリンピックの開会式に合わせたところが演出過多ではあるがね
第2次世界大戦後戦争をしなかった希な国の1つである日本
その間も世界は戦争だらけだった
20世紀は戦争の世紀だと言われる
価値観のコペルニクス的転回を戦争に頼ってきた
今東西南北の閉塞状況を打開して新たな秩序を生み出すという呆れた考えで
戦争をしたがっている人間が世界の指導者にはいっぱいいるよね
もちろん私は戦争など大嫌いですよ~
しかし戦争を回避するにはこんがらがった糸を注意深く解かなければならない
必要な道具は信頼と忍耐と希望
今回のグルジア問題で貧乏くじを引いたのはEUかしら
無視されたのは其処に住む人々
出すぎた杭はアメリカやロシアにも目障りだったのだろうね
次の某国の首相は戦争を肯定する人がなるのかしらん
なんせ海の向こうでは戦争が始まりそうなんですから
どう見ても悪そうな4人組(笑)がカバーになっているCD
安心しすぎるほど安心で素敵なCD
ゲストプレイヤーのエスペランサの歌声も素敵だ
こんな素敵なCDをリリースするのもアメリカだったりするんだけどね(笑)
そのライブは金太郎飴の夢を見る [音楽とか映画とか]
JAZZ SEEN 音楽と映画と車と [音楽とか映画とか]
笑みと涙のあいだに [音楽とか映画とか]
私はハーモニカが好き
そしてこのDVDにはハーモニカのトゥース・シールマンスおじいちゃんもやって来ているのだ!
原題はそのトゥースがいった言葉だ
トリオ・モンマルトルのニルス・ラン・ドーキーのプロデゥース
それぞれの地からやってくる
アルバート・ヒース、ジョニー・グリフィン、トゥース・シールマンスらの主役
そして脇を固めるマッツ・ビンディング、ディディエ・ロックウッド、リサ・ニルソン
もちろん迎えるのはニルス
ここでトゥースは「どこが1番リラックスできるか」と聞かれたことがあると言った
"I feel best in that little space between a smile and a tear" と答えたと言う
その言葉がこのDVDの原題 「笑みと涙の間に」
かっこ良すぎるそんな答えの解説もしてくれている
マイナー7thコード(和音)だと言うのだ
短3度を含んだマイナーコードに繋がる7th以降のコードは明るいメジャーコードになるんだと
実際にハーモニカで音を出して説明してくれるんだ
なんだか照れ隠しのようだけどね
とにかく3人の爺さんたちが元気で粋で素敵
この90分のドキュメンタリーは
たとえジャズに興味がなくても
元気をもらえるDVDであることに間違いはない
ライブも終わりそれぞれがそれぞれの地へ去っていく
1番若い紅一点のリサ・ニルソンが
「私が最後になっちゃたわ」と言って最後に去っていく
ジョニー・グリフィンは今年7月25日に亡くなっている 合掌
公民権運動当時のもう1つのアメリカ
前回のDVD 「JAZZ SEEN」でも語られているミュージシャンの麻薬
現在でもアメリカにある大きな問題
映画「ニュウ・ヨーク ニュウ・ヨーク」の中でも
ロバート・デ・ニーロ扮するジャズマンがトイレの中で薬をやっていたね
麻薬渦から立ち直ったアルト・サックス・プレイヤー アート・ペッパー
そのドキュメントがある
レイザー・ディスクでは「アート・ペッパーの光と影」と言う題名で出ていた
すぐに廃盤となり長く観ることはできなかったドキュメント
これは語るより観ていただくしかない
壮絶な愛と戦いの物語
アート・ペッパーは立ち直るまでの空白期間がある
それを前期・後期と呼ぶそうだ
前期のほうが評価は高い
でも後期のこのレコーディングが好きだ
ラス・フリーマンとの久々のセッション
評価は決して高くはないが
好きなレコードだ
アートは最後に語る
「今が私の最高の音楽であり演奏だ」
アートのサイン入りレコードを持っていたこともあるのだが
今それは
友人のジャズ・クラブの壁に掛けてある
3台目のレイザー・ディスクプレイヤー
まだ動くかは不明(笑)
追記
迂闊にも前回の記事で紹介した”JAZZ SEEN”のウィリアム・クラクストン
先月10月11日に身罷れていた 享年80歳 合掌
このオフィシャルサイトで彼の写真を見ることが出来る
ジャズに関心の無い方でも
見たことのある写真が有ると思う
こんな寒い夜に [音楽とか映画とか]
stand by me 追記あり [音楽とか映画とか]
もう28年が経った
素敵な「stand by me」を見つけた
音楽で世の中が変わるかどうかはわからない
しかし信じなければ変わらないことも確かだ
こんなこともあった
蛇足ながら追記です
上記youtubeの歌ですが「stand by you」で始まっています
あなたのそばにいるよってな感じかな
28年前に凶弾に倒れた彼が歌っている「stand by me」も
スティーヴン・キング原作の映画でも有名ですね
古い歌がリバイバルヒットしました
人生に想いを寄せて
その時々で何度か観る映画ですね
歌も映像も物語りも
振り返ったり
未来を感じたり
写し絵の様にその時の自分をあぶりだす
2008年のブロードウェイブギ [音楽とか映画とか]
24回目になる年末のジャムセッション
昨年は静かに始まり
酒もゆっくりとまわった
12月30日
懐かしい1年ぶりの顔
このセッションが始まり
年が暮れるのを知る
1年分の時間を凝縮して酒を呑む
お行儀の良いスタンダードなバップ(笑)から
時も過ぎればドライブもかかる
7年ほど前
まだ高校生で
流行のポップスのコードだけを
どうにか押えていた小僧たちが
今じゃ素敵なアドリブをとる
ここに集まった全員が
今弾いているフレーズが今までで1番だぜ
そんな素敵な夜
次回のUPもこの素敵な夜のつづきを
2008年のダウンタウン・ブルース [音楽とか映画とか]
老いも若きもこの日は無いのだけれど・・・・・・・・・・
歳を重ねる素敵さを感じる時だよ
そりゃ一流プレイヤーの一流の場所でのライブも素敵さ
だけどね
音を楽しむのが音楽だとしたら
こんな時間を共有する
こんな時間を楽しめる
こんな時間をすごせる
そんな時を感じたい
そんな風にすごしたい
そんな音に包まれていたい
今生きている人間達の忘年会
今の時代が忘れてしまったかもしれない時間
ジャズでもロックでもフォークでも
全ての垣根は無くなり
全ての時間は共有される
途中でね
2曲ほど誘われたのよ
今年は分かっていたけど出られなかったな~(笑)
この数年
降りかかって来た喜怒哀楽
そんなコトを個人的には考えていたのね
過ぎ去った四半世紀
失われた時を求める気はさらさら無いし
失われたともたぶん思ってもいない
素敵な音に包まれ
全てが終わったのは
朝の7時だったのよのね~
ジジイは身体がもちませんから(笑)