浅草寺、すき焼き、そして神谷バー [身の回りのこと等々]
展覧会からは、歳若き友人とご一緒。
さんざっぱら歩いたので腹も減ります。
深川で季節外れの泥鰌でも、と思っていたら・・・・・・泥鰌は嫌いだというではないか
友人の帰る方向にもなるし、旧正月だし、浅草寺お参りしてすき焼きに決定
仲見世に来ると「江戸小物」の店を覗くのが楽しみ
ご他聞に洩れず、最近は職人さんが居ないらしい
江戸小物の職人もそうだが、道具を作る職人がいなくなり今の道具がちびたら代えは無いそうだ
餓鬼の時分、職人さんが仕事をしていると、飽きずに見ていたものです
職人さんもうるさい事は言わなかったな~
まずはちんやですき焼き
座敷に上がったら・・・・・高い!です
なので地下のカウンターへと、
以前は特上が在ったのですが、そんなお客さんは座敷の方へ、といった事らしく、今はただ「すき焼き」
私的には、十分美味しゅうございました。
まだまだ時間も早いので、ザ・オノボリサン「神谷バー」へ
相席になったオヤジに肴を聞くと「しめ鯖」
数品肴をとり飲み始める
何とはなしに、隣のオヤジと話し始める
なんと!5歳から此処に来ているという
父親を1人で観音様に行かせると・・・そこには吉原が・・・・・・
であるから、母親は彼を一緒に行かせる
故に5歳からとなる
これから演芸場でも覗くかな、などと言っている
聞いてみると、落語好き
落語ならば此方も大好物
正蔵の9代目披露、其の時の小朝から話は盛り上がる
「赤垣源蔵」では2人とも話し始めた時から涙ぐむ
「子別れ」では、鎹(かすがい)について歳若き友人に講釈垂れる
「紺屋太夫」でまた泣く
数々の話を話題にのせた
「文七元結」ではオヤジ、「この話は俺に任せろ!」
語らせたら熱い
傍を通る客が彼に挨拶していく
週に3回は此処にいるという
とうとうカンバンまで神谷バーに居る事になる
たった1日の出来事で Blog 4回分もひっぱる
いや~濃い1日でした~
しかし! 歳若き友人も呆れているでしょう
4回分もひっぱれる中身の濃い一日にグ~(^^)、浅草は私も大好きです。
妻は先月、お友達と、刺抜き地蔵・横浜・お台場・中華街・ハトバスお釜バーツアーに行って遊んできまして、とても満足しておりました。東京は隣の街まで歩いても直ぐなので飽きないですよね、一日があっという間です(おのぼりさんには好都合!)妻の言うことには「新宿のおまわりさんはイケメンが多い」そうで「多分新宿24時の撮影があるからよ」な~んて、おばかさんなこと言っておりました(^^)
by セローおじさん (2006-02-09 07:40)
すき焼き、好きですよ。
しかし、このすき焼きという奴は私の住むところと関東では違うようですね。
私の住む地域ではすき焼きの味付けは醤油と砂糖です。
聞くところによると関東では割下というものを使うらしいですね。
だし汁を使うので美味しいのかなー、と思います。
神谷バーの電気ブラン憧れますね。
大昔にあがた森魚の歌で初めて知りましたが飲んだことがありません。
どんなものなんでしょうか?
by tecchin (2006-02-09 19:34)
浅草「浅草寺」は時々行きます。
街の雰囲気が 他と違ったとてもよい町。
昔ながらのお店が たくさんあって 町のみんなが互いに
利用しあって 存続を維持している。
仲見世に来ると「江戸小物」の店を覗くのが楽しみですね。
確かに最近職人さんが少ないようです。
職人さんは やはり手作り感覚に「プライド」を賭けて
いい仕事をするのですきなのです。
とても中身の濃い 一日 これは 今時貴重ですね。
by 『ターボー』 (2006-02-09 21:29)
>セローおじさんナイスありがとうございます
浅草、両国よござんすよ。交通博物館、江戸博物館、深川資料館等おのぼりさんなさいましよ。最終の新幹線でお帰り~なんぞいんじゃない~。
>tecchin さん
すき焼きは両方とも甲乙つけがたし。肉の美味さは西が上かな~。関東風はコンビネーションといったところでしょうか。
電気ブラン、話の種に是非お召し上がりください。私はバーボンの水割りで・・・
一度はね・・・・人それぞれ
> 『ターボー』 さんもあの「江戸小物」の店のご贔屓でしたか!
江戸博物館、深川資料館には、滅法弱くて通わせていただいております。
親子程も歳の違う友人と、これまた親子程も歳の違うヲヤジと3世代でまるで落語の下町。愉快な一日でした。
by pace (2006-02-09 22:39)
ちんやのすき焼き、とっても美味しかったです。
神谷バーでは、まさか男性二人に泣かれるとは思いませんでしたが・・。
粋なおやじ様の名前を思い出したら、また連れて行ってくださいね。
楽しいこと盛りだくさんの一日でした!
by 歳若き友 (2006-02-11 01:11)
>お嬢!今度は富岡八幡さまの祭礼で、神輿を担ぐぜ!
by pace (2006-02-11 01:50)