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パリの空の下JAZZは流れているのか!? [音楽とか映画とか]

 

 パリ 戦前からJAZZの盛んな街

 ジャンゴ・ラインハルトやステファン・グラッペリの活躍したのも彼の地

 戦後も多くのジャズメンが移り住んでいる

 そんなパリを題材としたお気に入りの2枚


Jacky Terrasson "A PARIS......"

 ジャッキィー・テラソンにはこの1枚でノックアウト

 既に5枚のアルバムが手元にある

 ベルリン生まれ、フランス育ち、バークリー音楽院、レーベルはブルー・ノート

 時代時代のコンテンポラリー、ベルリンなどは2次大戦前ですけど

 ”行かないで”のハーモニカ、ツゥーツ・シールマンスもやっているけど

 こんな風にドライにやっても良いね


Trio Montmartre"Cafe En Plein Air"

 Cello Acoustcs の頃からニルス・ランドーキーは好き

 トリオ・モンマルトルの "The Look Of  Love" これを聴いてから

 暫くはニルスは買わないかな~とも思いますが

 中古CD屋さんで見つけた初期のニルスはコンテンポラリーだったりしましたね

 ヨーロッパ3部作はどれも良いです

 ”スペイン”に関しては、私のスペイン(曲名)、ベッサメ・ムーチョが入っていれば買ってしまう、といった悪  癖も無きにしも非ず

 このジャケット、アマゾンのですけど、もう紙ジャケしかないのかしら?

 

 2枚ともテーマからその世界に連れて行ってくれます

 ただ、こういったCDは結構落ち込んだときに買ったり聴いたりするんだよね

 思い入れたっぷりだったりして(笑)

 

 私が初めてパリに行ったのは20歳のとき

 アジアから中東・ヨーロッパを回り最後に辿り着いたのがパリ

 沢木耕太郎の”深夜特急”を読んだときは、同じような旅をしてきた若者がいるんだと思いました

 バス、2等列車、ヒッチハイク、長い旅は、心から感動を奪っていく

 旅で大変なのは、感性をいつもフレッシュにしておく事

 旅の終わり頃には、無感動に成っていく自分に気づき

 気持ちを奮い立たせようとする

 結構疲れた顔でパリに到着

 ソルボンヌ正門(?)近くの安宿へ

 この時”やっぱパリは屋根裏でしょう!”と

 多少高くても屋根裏の部屋にしようと思って、勇んで頼むと

 何と言うことも無い、1番安い部屋だった

 "A Paris...." のジャケットはそのときの色彩を思い出す

 それ以後、仕事でも数回パリに行くことがあった

 いつも同じホテル

 ただ、最初はバスもトイレも無い部屋だったが 

 回を追うごとに良い部屋にランクアップしていった

 ここ何年も海外に出る事は無くなったが

 其の辺りも随分と変わり

 其のホテルも洒落たプチホテルに成ったらしい

 あの不機嫌そうな女主人ではあるまいな

 そばにジャズクラブも在り、行きつけのカフェも出来たのに

 今度行くと、何処も彼処もセンチメンタルジャーニーに成ってしまいそう

 ただ、ただね 
 
 ニュウヨークでは、アパートの扉に鍵をかけて振り向いたとこからニュウヨークが始まった

 パリでは、ベッドで目を覚ました時からパリが始まった

 臭いね~(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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